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はじめての認知言語学

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 研究社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:吉村公宏/著 出版社名:研究社 発行年月:2004年12月 関連キーワード:ハジメテ ノ ニンチ ゲンゴガク はじめて の にんち げんごがく、 ケンキユウシヤ ケンキユウシヤ 1861 けんきゆうしや けんきゆうしや 1861、 ケンキユウシヤ ケンキユウシヤ 1861 けんきゆうしや けんきゆうしや 1861 発想とことばの関係を、日本語と英語で比較しながらやさしい「ことば探求」の旅に出発します。 言語学認知認知言語学カテゴリー化プロトタイプ家族的類似性スキーマ言語カテゴリー他動性と動作主構文多義性メタファー・メトニミーオノマトペ言葉の変化日英対照研究
はじめての人には難しい ★★★☆☆
一見やさしい入門書のようですが、かなり専門的なことにまで踏み込んでいて、説明も十分尽くされていない部分が多いので、本当にはじめて認知言語学を勉強する人にはついていけない部分があります。

ただ、課題・レポートのトピック・解説はおもしろく、認知言語学に関する一通りの背景知識がある人が、日本語の様々な側面について理解を深めるのにはいい本です。

章ごとに一応トピックはあるのですが、話があちこちに飛んで、これ1冊で認知言語学の全体像が得られる、とまでは残念ながら言い難いです。

文章や例には、かなり古風な言い回しや、関西方言と思われる表現も散見され、そもそも地の文の日本語が何を言おうとしているのかよく分からないという箇所も多く見られます。

大学の専門科目のテキストとして使いましたが、上記のような理由で、学生の評価は今ひとつでした。かなり説明を補って使えるという感じでした。

術語の定義をしっかりする、もう少し編集をしっかりする、章ごとにもう少しまとまりのある内容にする、といったあたりが実現できれば、とてもよい入門書になると思います。
認知言語学の入門者に ★★★★★
認知言語学は近年の辞書作りにも採用されている注目の理論で、この本はその入門書です。
認知言語学というと難しく聞こえますが、吉村氏はとても簡単な言葉で例を出しながら説明されています。
この本を読んでいると私の大学時代の先生がよく「人に説明するときは専門用語をあまり出してはいけません」と言っていたのを思い出します。
(専門用語を出すということは、実は説明している本人もあまりよく分かっていないということだそうです)。
専門書は比較的、難しく書かれている場合が多いのですがこの書籍はとても親切な本と言えるでしょう。
これだけ易しく書けるということは、吉村氏が認知言語学にかなり博学であるという証拠です。

ただ言語学に興味がない人や理論的な文体が苦手な人は退屈に思えるかもしれません。
何を始めるにしても言えることですが、その分野を好きになるということが最低条件です。
他の方のレビューでこの本を使って授業をしても、学生には受けなかったというものがあります。
しかし、そこは創意工夫をもってさらに分かりやすく説明することが教える人の役目です。
どの本でもただ載っていることのみを説明しても駄目で、自分の言葉で噛み砕いて説明する必要があります。
繰り返しになりますが、この本は認知言語学の入門書であって、さらにそれを発展させていくのは読者自身です。

認知言語学について執筆された本ですが、中には話の種になるようなこともたくさんあります。
認知言語学を学ばれる方、言語学に興味のある方に特におすすめします。
この本で認知言語に目覚めた男 ★★★★★
おもしろかった!これほどまでに親切に言語学を解説した書はないのではないでしょうか?「はじめての」の名に偽りはありません。しかも、単に読者を初心者に留めておくのではなく、認知言語の奥義へとイニシエイトしてくれもします。

この書の魅力は、言語学でありつつ、日本語や英語の勉強にもなること。普通、言語学の本は、国語や英語と断絶してるので、嫌になるのですが、本書はこの断絶が、見事なイントロダクションによって埋められています。なんと、各章が「導入→基本→発展」の三区分になっている!分かりやす過ぎ!

個人的に特におもしろかったのは、第八章「他動性と動作主」です。私は言語学の門外漢ですが、ちょっとはまりそうです。この書がきっかけです。吉村さん、ありがとう!
タイトル通り認知言語学の入門書。 ★★★★★
認知言語学の基本的な考え方や用語を非常に分かりやすく解説してくれている。本の構成としても前半の方が易しく読みやすく各章が配置されている。言語学の研究の仕方も提示してくれている。また、各章にレポート課題もつけられていて、認知言語学の視点から言語を考える良きポイントを与えてくれる。
したがって、認知言語学を勉強したい人以外でも、レポートや論文を書く学生にも示唆を与えてくれる。

後半の章で挙げられていた、オノマトペやことばの変化、日英対照研究と認知言語学の接点が新しく、非常に勉強になった。