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Moon Beams

価格: ¥1,773
カテゴリ: CD
ブランド: Ojc
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煌めく美しさ、Evansバラードの秀作 ★★★★★
Israelsを得て、音数を抑えるアレンジに変えたEvans。
その効果でこんなに美しく煌めく様なスタンダード演奏
が可能になりました。LaFaroの様な饒舌な対話は望めませんが、
Israelsの温かみのある音色も素敵です。
Evansオリジナルも素晴しく瑞々しくて愛苦しい。
全編しっとり夜露の様なこの盤は、寝る前に掛けてうっとり聴き入り
寝入るのにぴったりです。ヴェルヴェットアンダーグラウンドのニコ
のジャケットも秀逸。この盤の値打ちを上げています。
寝入る前の定番にはもってこいの39分11秒です。
最後に"Very early"をもってきた意味 ★★★★★
 Scot LaFaroが交通事故で亡くなった後、最初にレコーディングされたアルバムということで、以前はいずれの曲も鎮魂歌、あるいはBill Evansの悲しみが伝わってくるように感じてしまい、他のアルバムのようには何度も繰り返して聴くことができませんでした。
 実に久し振りに本アルバムを通して聴き、最後の曲の"Very early"で、Bill Evansが相棒を失った悲しみに「さよなら」をして歩き始めるんだという意思を示したアルバムであることに気付かされました。
 "Very early"は"Walts for Debby"を想起させるようなメジャーな調性を持ったジャズワルツであるのに対して、他の曲はマイナーな調性(コード進行上、メジャーから始まってもマイナーのコードの部分が強調)が選ばれています。「なぜ、そのことに今まで気付かなかったのだろう」です。曲の順番の大切さを改めて気付かされました。
こっちのほうがいい。 ★★★★★
一連のヴィレッジバンガードのライブより、好きです。
(と言うのもスコット・ラファロ、ちょっとうるさいかな?)
で、その後の「I will say・・・」や「You must believe・・・」は
好きなのですが、ちょっと暗いかな?
ちょうどいい感じ。これぞピアノトリオだと言える1枚。
一番好きなエバンス ★★★★★
初期から晩年まで、たくさんのエヴァンスを聴きましたが、
一番好きなアルバムがこのムーンビームス。
男性陣には好評なNICOさんのジャケ、実は私はあまり好きではないのですが、、

演奏が大好きなのです。
繊細さと深さ、安易さと思慮深さが混ざり合って、
アンバランスな精神感覚のなかに一徹したロマンチシズムが存在しています。

何度聴いてもとろけそうです。
リリシズムの極致とも言える美しいバラード集 ★★★★★
このアルバムは、1962年5月から6月にかけて録音されたもので、スコット・ラファロが自動車事故で亡くなった後にチャック・イスラエルがベースに入ったトリオによるものです。

雄弁なラファロのベースとは違い、チャック・イスラエルは控えめでビル・エヴァンスが音楽を形作るのは仕方がないことです。かえってそれがビル・エヴァンスの持っているリリシズムや耽美的な感覚が研ぎ澄まされたようで、美しく印象的なアルバムに仕上がっています。

全編スロー・テンポのバラード集と言ってもいいほど同じような雰囲気を持った曲が続きますが、良く聴きますととても味わいが深くエヴァンスが表わしたかった音楽世界がそこに広がっています。
エヴァンスの代表的なアルバムと言われている 『ワルツ・フォー・デビィ』や『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』とは、一味も二味も違いますね。

アルバムタイトルともなった2曲目の「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」の美しさは比類のないものですね。この繊細な感覚は彼独特のものなので誰も真似が出来ませんし、その後も少しずつ演奏スタイルが変化しましたが、この録音当時の1960年代前後が全盛期だったようですね。

7曲目の「イン・ラヴ・イン・ヴェイン」や、3曲目の「アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー」、4曲目の「星へのきざはし」、6曲目の「春の如く」も美しさでは引けをとりません。名バラード揃いであるのは間違いないですね。
彼の紡ぐ耽美的な音楽世界を是非堪能してください。