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Alone Again

価格: ¥1,014
カテゴリ: CD
ブランド: Ojc
Amazon.co.jpで確認
関連キーワード:ビルエヴァンス 曲目:Touch Of Your Lips / In Your Own Sweet Way / Make Someone Happy / What Kind Of Fool Am I? / People
Alone Again もうひとつの最高傑作 ★★★★★
Aloneの孤高感、叙情性も素晴しいですが、この盤も名盤です。
乗りに乗り、自信に溢れ恐れずバリバリ弾きまくるEvans。
Evansのリリカルさを愛するあまり、エレピや大胆な解釈による
アドリブや、疾走感、荒々しさを敬遠する向きもありますが、
Evansほどのアーティストになると、好みの差はありますが
全て素晴しいです。このすべてをさらけ出して気持ちよく鍵盤
に向かい、楽曲に向かい迷う事なく音楽を引き出し生み出す力強さ。
Evansのもうひとつの魅力です。
やはりPeopleが圧巻。
ビル・エヴァンズ・1975年 ★★★★★
いやいや、凄いアルバムですね。
エヴァンズのソロアルバムはConversation with myselfの多重録音のイメージが強くて何となく避けてきたんですが、これ聴いてぶっ飛びました。
リリカル・エヴァンズらしくThe Touch of Your Lips が始まるので「ふん、ふん」と聴いていたら・・・だんだんとエヴァンズさんが演奏の鬼と化していく様は壮絶なドキュメントと言えるのでは・・・。
言葉を失います。
コルトレーン並みの緊張感を聴く者に要求します。
体調の良い時に聴く事をお勧めします。
エヴァンズがただの耽美的ピアニストでないことは、Kind of Blue などで分かっていましたが、ここまで命がけで音楽をやっていたんですね。
このアルバムは聴くしかありませんね。言葉では伝えられない音楽です。アローン(アゲイン)(+3)
ピアノの素晴らしさに翻弄される心地よさ ★★★★★
『アローン(アゲイン)』を、ピアノ・ソロ演奏のお気に入りとして聴く機会が多いCDです。

収録曲のどれもがリリカルですが、それでいて荒々しく、時にはバリバリと弾きまくるというエヴァンスのイメージとは違う演奏もあり、全く飽きがこないからこそ、何十回と聴き直すわけです。
その卓越した指使いと気分の趣くままのインプロヴィゼーションの素晴らしさから、リスナーの感動を呼び、スピーカーの前でただただ圧倒されるわけで、音の波に翻弄されている自分を発見しています。

これは、1975年12月16日から18日にかけて、バークレーのファンタジー・スタジオで録音したものです。時にエヴァンス46歳、後5年も経たずにこの世から永遠の別れをするわけですが。
体調不良の頃もあったでしょう。悲しい別れ、新しい家族の誕生など人生の過程での様々な喜怒哀楽を経てきました。若さは無くなったかもしれませんが、悲しみを乗り越え、克服し、彼の持ち味である瑞々しいばかりの叙情性を保っています。何とも言えない気品と格調の高さが彼のピアノから如実に感じられるからこそ、今なお多くの人に愛されているのでしょう。

1960年代初頭をはじめ、晩年の演奏まで様々なメンバーと録音したトリオの演奏が一番、という評価があります。間違いではありませんが、繊細なエヴァンスの音楽性を深く知るには、彼のソロ演奏での感情の表出とうねるような音の洪水を体験せずには、その評価軸が定まらないと思っています。
14分にもわたる5曲目の『ピープル』の素晴らしさに身をおく幸せを感じています。不世出のピアニストのソロの心髄がここにありますので。
ビル・エバンスの最高傑作! ★★★★★
いやぁもうねぇただただ美しいピアノの音に聴き惚れてます… 凄いです… ワタシ「アローン」「自己との対話」持ってたんですが、この盤のが遥かに良いですね。ジャズピアニストとしての最高傑作はこれじゃないかと… 何かね、タッチの強弱の大胆さ繊細さ、ともすれば自分に入り込んじゃって右手と左手が近くなりピアノの真ん中辺りを延々と弾いてる印象が有るんだけど今作品では下から上まで使い切れてるし、一曲が普通の倍くらい長いのにテンション高いし凄い集中して畳み掛ける様にガツンと来るとこと引くとこのバランスや一曲の構成も完璧ですね。それと不思議なんですがトリオでやってるのよかノリが良くて大きくSWING♪しているから聴いてて凄い心地好いですね。 それとやっぱり録音が素晴らしい!「アイ・ウィル・セイ・グッバイ」のピアノの音も良い(エバンスはしさと言う点ではこちらですか?)けど、トリオ録音なので音が被らない様にピアノの蓋を半開きにしてマイク突っ込んでる感じ、この盤はもっとオープンでダイレクトにピアノの音が飛び出して来る感じ、「イン・ユア・オウン・スイート・ウェイ」(この盤一番ノって弾いてる!)の高いとこを硬質なタッチで畳み掛けて来るとこなんか背筋がゾクゾクするほど良い音で惚れ惚れします。ワタシ的にはスタンウェイの音の立ち上がりの良さ、音切れのシャープさ、力強さ、和音の清々しい濁りの無さを見事に録り切ってると思います。 夜中に静かに聴く用に、セールで「ついで買い」したんですが… これだけ音が良いとねぇやっぱり楽音で聴きたい… って生ピアノくらいボリューム上げて聴くと… まるでエバンスがそこに居るかの如く… です。至福ですね。(とほほの助)
エヴァンスミュージックの神髄此処にあり ★★★★★
ビル・エヴァンスによるソロピアノ演奏集である。僕がエヴァンスに求めるものは、彼にしか表現できない美しいリリシズムとそこから派生してくる予定調和に堕することのない力強いスゥイング感覚だ。この二つは本来相反するものだが、本作では両者がうまく共存していると思う。美しいだけでは良いジャズではない。そこにどうしてもジャズのリアリズムが欲しい。そんな無い物ねだりの高い要求を満たしてくれる嬉しい一枚だ。
”アローン”に続いてのエヴァンスのソロピアノ集。多重録音もされていない。くどさもなく大変聴きやすい。エヴァンス・ミュージックのエッセンスが見事にここに集約されている。
僕的には、ポートレイト・イン・ジャズと並ぶエヴァンス愛聴盤だ。