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Now & Then

価格: ¥767
カテゴリ: CD
ブランド: A&M
Amazon.co.jpで確認
   前作『ソング・フォー・ユー』と並ぶ傑作アルバム。「セサミ・ストリート」の挿入歌で、子どもにはぜいたくすぎる名曲<1>から一転、曇り空の下で憂いの表情を浮かべるカレンが容易に想像できるレオン・ラッセルの見事なカヴァー<2>、バート・バカラックに匹敵するリチャードのインスト<3>を挟み、ハンク・ウィリアムズのカントリー・ポップスのカヴァー<4>での空騒ぎから、カレンの重い苦悩が滲み出る<5>へと連なる流れが完璧。そして彼らの曲の中でおそらく一番有名な<6>は、この18分8秒あるメドレーで聴いてこそ意味がある。(麻路 稔)
ポップミュージックの不朽の名作 ★★★★★
ベスト盤はもっていましたが、
まさかここまで完成度が高いアルバムとは思ってませんでした。

カレンのボーカルはもちろん素晴らしいですが、
それだけではありません。

流れるような全体の曲の構成は一度再生したら
最後まで聞いてしまうような完成度です。

結局のところ理屈抜きに聴いていて
非常に楽しいアルバムです。
作品自体は名盤中の名盤 ★★☆☆☆
文句なしの名盤。二人の家と赤い車の描かれたジャケットもよく知られている。旧A面がいわば“Now”の音楽で、旧B面では「イエスタデイ・ワンス・モア」に挟まれた形で“Then”の音楽―二人が60年代にラジオで聴いていた曲の数々―がメドレーで歌われるといった構成は、過密スケジュールで十分な曲数を作れなかったがゆえの苦し紛れだという。たしかに、旧A面最後が「私は音楽を作れない」という歌で締められ旧B面のオールディーズ・メドレーにつながるのは、重圧に苦しむ姿の反映のようでもある。だが、そう言われなければわからないほど見事な仕上がりで、純粋に素晴らしいポップス・アルバムとしてついつい聴きほれてしまう。カーペンターズのアルバムは名盤ぞろいだが、もしこれまでほとんど聴いたことがないと言う人にオリジナル・アルバムを1枚薦めるとしたら、私ならまずこれを選ぶ。今回紙ジャケSHM−CDで出たものは、初期の作品では曲が盛り上がるところで音がビリつき気味になるのが気になるところがあるが、このアルバムにはそれが感じられないのもよい。

仕様は以下のとおり。

1.日本初回生産LP版をミニチュア化した紙ジャケット仕様[三つ折ジャケット、内袋、4頁解説カード付]
2.高音質SHM−CD
3.オリジナルLPミックス(1998年リマスター)使用
4.シリアル・ナンバー入りレーベル・カード封入
5.解説・歌詞・対訳付

だが、「初回生産限定」と言っていたのにそれを数ヶ月で反故にするのはおかしくないか?私は、そういうインチキな商売をしているものには、たとえそれが素晴らしい作品で、アーティスト自身には罪がないとしても、最高でも星2つしかつけないことにしている。上記の評価はそれゆえだ。作品自体は星5つだが…。
何がどう変わったのか? ★★★☆☆
 以前持っていた筈の純金蒸着仕様の限定盤がどこを探しても見つからず、SHM−CDで低価格ということで購入してみました。

 これまでに数え切れないほど聞きまくっていたアルバムだったので、私が聞く上で興味があったのは、純金蒸着盤とSHM−CDではどちらが音が良いのか?という点だったのですが、率直に言って、このレビューのタイトルの通り、何がどう変わったのか私には全く分かりませんでした。

 99年のリマスター音源を使用しているとのことですが、この音源からして、私が別に持っている89年発売の「アンソロジー」に収録されている「ナウ・アンド・ゼン」の曲と比べても何も変わっていません。リマスタリング盤について良く言われる、音圧の上昇すら認められず、音質そのものも、全く変化していないとしか言えません。これで本当にリマスタリングしているのか大いに疑問です。

 更に、一般にはSHM−CDは高音質であるということについても、少なくともこの作品には全く当てはまりません。通常のポリカーボネイト盤と比べても音が良いとは感じないとは、ますますこの作品はどうなっているのでしょう。

 唯一の救いは、カーペンターズのCD価格そのものが、幾ら年月を重ねてもなかなか低価格化しない中にあって、数量限定とはいえ、これまでにないほどに安く入手可能である点です。

 持っていない人にはお勧めの「価格」です。
オリジナルのイエスタデイワンスモア絶品 ★★★★★
カーペンターズのオリジナルアルバムの中で一番売れて一番人気の高かったアルバムでした。個人的にもあの当時、(中高生でしたが)「ア・ソング・フォー・ユー」「ナウ&ゼン」「ホライズン」は三大傑作だと思っていました。このアルバムからシングルになったヒット曲「シング」「ジャンバラヤ」はさておいて、「イエスタデイワンスモア」についてです。この名曲は、シングルとはバージョンが違います(リミックスの事ではありませんので注意)。1番の「But they're back again just likea long lost friend」の歌詞が別ボーカルになってます。そしてサビの「Every 〜」からのバックコーラスのハモりも微妙に違います。しかしボーカルもハーモニーも音が前面に出て、ベスト盤のリミックスバージョンより格段素晴らしく感動的です。更に曲を締める最後の「It's yesterday once more」に入る前の伴奏が管楽器ではなくリチャードのピアノで演奏されています(曲のフレーズも違います)。名曲の「イエスタデイワンスモア」の別バージョンはこのアルバムでしか聞けませんから、ぜひ聞き比べてみてほしいと思います。後半のオールディーズメドレーはどれも素敵ですが「この世の果てまで」はカレンの名唱の一つでしょう。これのフルバージョンを聞きたかった。それからオールディーズはカレンとリチャードの美しいハーモニーがいっぱい詰まってます。そこも聞き所かな。ヘッドフォンで聞くと一層凄さがわかると思います。隠れた名曲「アイ・キャント・メイク・ミュージック」もベスト盤にはほとんど入りませんから、ぜひこのアルバムで聞いて欲しいですね。大推薦いたします。
音源は1998年リマスター音源 ★★★★★
音源は1998年リマスター音源。
アナログではB面だったオールディーズ・メドレーがいいですね。結局、新曲を作る暇がないほど忙しかった結果の苦肉の策なのですが、でも、「ナウ・アンド・ゼン」というコンセプトでうまくまとめられています。「レディオ」ということばの入っている「イエスタデイ・ワンス・モア」から、ラジオ放送仕立てでオールディーズをエア・プレイ/カヴァーするという体裁でもう一度「イエスタデイ・ワンス・モア」をリプリーズで使用。このリプリーズ・ヴァージョンは、オリジナルとちがうので、ぜひ聴いてみてください。
カーペンターズのオーガニックなサウンドは、SHM‐CDに向いていると思います。ベスト盤ではなくオリジナル・アルバムで聴くなら、これですね。
日本盤の解説も必要なことを短くまとめて書いてくれていてとてもよいです。