最高の名盤
★★★★★
数あるカーペンターズのアルバムの中でも、このアルバムはかなりおすすめ。
大人っぽいサウンドから、心弾むようなアップテンポの曲までバランス良くカバーしている。
私はカレンが亡くなってから生まれたため、一度でいいから、生の歌声を聴いてみたかった。
類稀な完成度
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カーペンターズが発表したアルバムの中では一番の完成度だと思う。そして全てのポップスアルバムの中でもこれを越えるものは、あまりないのではないだろうか?是非、全曲を通して聴いて欲しい。iPodでシャッフルして聞く、私も大好きで日頃楽しんでいるが、アルバム単位で聞く事は、そのアーティストが構築した世界にトリップする事だと思う。あなたは、最後の一音が消えるまで別の世界に行く事が出来るのである。私は他ならぬ「Horizon」で、その楽しみを発見できた。
リチャードが如何にこのアルバムのトータル性に拘ったか。例えば「Please Mr. Postman」は、当時発売されたシングルの「Please Mr. Postman」とは録音が異なっている。このアルバムのサウンドに合わせて演り直したものと思われる。このようなリチャードの完璧主義の為に彼等自身すいぶんと苦しんだという記録がある。その為か前アルバム「Now & Then」のような開放感や楽しげな様子はこのアルバムにはない。しかし、「Aurora」のイントロが始まるとスーッと意識が 「Horizon」の世界に入って行く事が出来る。「Eventide」が終わるとフッと目覚めたかのような感覚を味わう。その時、心は安らぎに満ちている。あなたも安らぎを得たいですか?
On Replicating LP Covers for CDs (for English-Speaking Browsers and oveseas buyers)
★★★★★
This is the second time in 5 years that Universal music Japan came out this Mini-album replica of the Carpenters' catalogue (The first was 10 years ago by then Polygram Music International). This is by far one of the best replica in this series/release.
Horizon Carpenters has the most somber-looking Richard and Karen on the cover but nonetheless, making it the most uniquely interesting pictures taken of the duo that we don't normally see in their photographs. The fuzzy background is a product of its time (1975) but still looks good here 34 years later! This edition includes a (unfortunately too thin and thus crease easily) plastic banderole with the rectangular boxed Carpenter logo with the title "Horizon" printed on the plastic itself. The purpose of this it to secure the flap of this envelope-format jacket. A fold-out poster is also included (as it was then to the Japanese fans) with the inner-sleeve that is now faithfully replicated as it should be in envelope format (where you can slip your CD in) and not the single piece of paper when it was release for the 30th and 35 Collectors' box sets.
The silver sheen is not as intense as the last two versions though, but with the obi and plastic banderole, this is a beauty to behold! Also, the Carpenters logo featuring the side profiles of the duo is also prominately featured on the obi (as with the original LP obi) here. I love this logo and I think they didn't use enough of it!
The production value of this album is top-notch (as with all their albums - they were always one step ahead). The warm clarity of the sound is still powerful today and if you put it against any other album/cd that was released during this period, I don't think any could match this album unless the remix them. This album is being remastered (not remixed) in 1998 for the re-release to commerate their 30th Anniversary.
Beautiful tracks "Aurora" and "Eventide" bookmark the album. The singles are, "Only Yesterday", "Solitaire" and the No.1 "Please Mr Postman". "Happy" is a single in UK.
細部にまで至る徹底したアナログ盤ジャケットの復刻ぶりに感激
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アルバムの内容についてはあえて省略。SHM-CD採用により、現行の通常CDとリマスターが一緒でありながら、若干ではあるが音質面での向上も見られます。
とにかく発売当時のアナログ盤を再現したジャケットワークに脱帽。まさかロゴ入りのビニール袋までもが再現されるとは。以前発売された紙ジャケット復刻盤からさらに踏み込んだアートワークとなっており、ファン必須の商品だと思われる。一方、手を変え品を変え次々出されるカーペンターズ商法もそろそろ終わりにして欲しいと思う。
ジャケットを含め音楽性にも変化
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1974年の年末に「プリーズミスターポストマン」がシングルとして先行発売され、大ヒットし全米No.1になり、その翌年春に「オンリーイエスタデイ」がさらにヒット、その2曲を含むアルバムです。トータル性が高いのに「プリーズ」が違和感があるとすれば、そういう事情です。ビートルズのようにシングルとアルバムは別もの、とまではいかなかったんでしょう。そして「ソリテアー」はアルバム発売後にアルバムからシングルカットされました。この3曲は当然すばらしい出来栄えで、サウンドもそれ以前の作品より格段に良いものでした。憂いを帯びた曲調やメロディラインの作品が多いのは確かですが、暗さは感じません。二人の感性の成長、益々研ぎ澄まされたリチャードの音へのこだわり、歌唱方法に女性らしさを更に感じさせるカレンの魅力的なボーカル、追随を許さないカーペンターズサウンドがほぼ完成したアルバムだと思います。特にラストの2曲「グッバイアンドアイラブユー」と「愛は木の葉のように」は何百回と聞いても鳥肌もの、絶品です。とにかくカーペンターズはベスト盤だけで通りすぎるのは絶対だめですよ。オリジナルを聞いてこそのカーペンターズ、なんですから。