「世界が終わるまでは・・・」までのシングル曲は網羅しつつ、カップリングとしては名曲と名高い「Ｊｕｓｔ　Ａ　Ｌｏｎｅｌｙ　Ｂｏｙ」と「ありふれた言葉で」を入れつつ、未発表曲である「白く染まれ」が収録されてます。「Ｊｕｓｔ　Ａ　Ｌｏｎｅｌｙ　Ｂｏｙ」は第二期の後半に向けて徐々に己の葛藤を綴った歌が多くなる中では何とも感慨深いポップナンバー。男女の報われないような恋心を綴った歌詞と勢いのある力強いメロディーに一瞬で虜にさせられました。「ありふれた言葉で」はまさに上杉昇の歌唱力を存分に活かした珠玉のバラード曲。まだ知らない方はこのためにこのＣＤを買ってもいいぐらいの名曲です。この歌唱法での歌声が聴かれなくなったのは本当に勿体無いなぁと思ってしまいます。
　そして一番の目玉である「白く染まれ」は、まさに第二期ＷＡＮＤＳの葛藤を描いたようなナンバー。メロディーはストレートなロックといった感じ。ただ歌詞の内容はとてもストレートで、このあたりの世界観がある意味上杉の凄さを物語っているような気もします。
　確かにベスト盤としては若干押さえ切れてない部分もありますが、これは割りと聴き易い構成になってていいんじゃないかと思います。
　ちなみに、「恋せよ乙女」のリミックスは、原曲の雰囲気がよりソリッドでカッコ良くなった印象も受けるので、これはこれで面白いんじゃないかと思いますよ。

未発表曲の「白く染まれ」は勿論、
シングルB面曲である「ありふれた言葉で」「Just a Lonely Boy」も聴け、
大変お得なアルバムである。リミックス版の「恋せよ乙女」も良い。
特に「ありふれた言葉で」はWANDSのバラード系曲の中で屈指の名曲である。

また、個人的な好みとして、
「世界が終るまでは…」の配置はこのアルバムが一番しっくり来る気がする。
曲名通りに配置されているせいだろうか。

発売時期や当時のメンバー内での葛藤が影響したせか、2期後半の曲が未収録なのは残念だが、1期〜2前半の全盛期のシングル曲は網羅されていて文句ありません！
また、+6でシングルＢ面曲やアルバムの曲、未発表曲まで収録されていてナイスです！
特に『Just a lonly boy』が最高ですね！
Ｔ−ＢＯＬＡＮのシングルスには+αは無かったので、今後のビーイングギザ系のアーティストがよく使う『シングルス+α』のさきがけとなったのではないでしょうか？
これ以降ろくなベストが発売されていないＷＡＮＤＳの最高のベストであると私は思います！
しいていうならこれと4thアルバム『Pice of Mysoul』、５thアルバムの『ＡＷＡＫＥ』があるだけでＷＡＮＤＳサウンドは充分堪能できると思います！

今年の誕生日に
このサイトで
主人から
プレゼントで買ってもらった。
父が今年死に
悲しいときに聞きました。

自分は、どちらかと言うとROCKなWANDSよりPOPなWANDSのほうが好きなんでこのアルバムはいいですよ。でもこのアルバムには入ってないですが、Secret Night〜It's My Treat〜など他にもROCKな名曲があるので、そっちもあわせて買ったらよいと思います。でもまず少しでもWANDSを知りたいっていう方は、このアルバムをお勧めします。