今回のベストでは、タイトルにも書いたように、普段あまり注目されない第三期メンバーの楽曲もしっかりと込められてるので、第二期の音楽性を支持している自分にとってもなかなか聴き応えのある一枚となってます。「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」と「明日もし君が壊れても」はポップ性の高い名曲なので知ってる方も多いと思いますが、「ＦＲＥＥＺＥ」や「Ｐｌｅａｓｅ　ｔｅｌｌ　ｍｅ　Ｊｅｓｕｓ」、「ＡＷＡＫＥ」も第三期のメンバーそれぞれの持ち味を活かした内容になってて、特にＷＡＮＤＳを存続させようと奮闘する木村氏の手による「ＡＷＡＫＥ」は、第三期ならではの葛藤を窺わせてて感慨深いものがあります。ＷＡＮＤＳ特有のポップ性と、第二期でみせたハードロック思考のサウンドも違和感なくミックスさせてリスナーに届けようとする姿勢は見事だったと思います。
　また、今回初収録の「世界中の誰よりきっと」のライブ音源と、「太陽のため息」も大変聴き応えのあるもので、特に「太陽のため息」はＷＡＮＤＳの活動に葛藤する上杉昇の痛烈な歌詞世界と、柴崎の作るハードながらも壮大なメロディーがあいまった、絶妙な心地良さを与えられますね。シングル化されてもおかしくなかったというぐらいの名曲ですよ。「世界中の誰よりきっと」も、ショートバージョンながら、優しい上杉のヴォーカルが冴え渡る快作ですので、このベスト盤のリリースされた意義は十分果たされていると思います。
　個人的には、第二期中期の名曲「ＤＯＮ’Ｔ　ＣＲＹ」を加えてくれたことにも感謝したいです。友人の死を悼みながらも聴くものに光を与えてくれるような力強いナンバーです。こんな曲を聴いてると、やはりもう一度上杉昇のいるＷＡＮＤＳの新作を聴きたくなってしまいますね。

とにかく良かった
[太陽のため息]は上杉さんの心情を歌っているようでした
買いです

やっぱりＷＡＮＤＳ良いですね。どこが良いって、声が渋いところと
独特のリズムでしょうかね。このアルバムはヒット曲のてんこ盛りな
ので、そうですねぇ特に初めてＷＡＮＤＳの曲を聴く方にお勧めです。
個人的には「世界が終るまでは」「太陽のため息」が好きですね。

90年代を代表するアーティストとして、数々の名曲を送り出してくれたWANDS
しかし、ボーカル上杉の脱退などにより後期の彼らの作品には気力が感じられなかった
契約をつなぐために仕方なくリリースしました　みたいな曲が多かった
ビーイング所属でなければたとえ上杉が抜けたとしてもこんな後味悪いことにはならなかったはず　勿体ないです

ヒット曲満載であるが、1期や3期の曲がもっとほしかった。私としては2期後半の4thアルバムの『Ｐice of My soul』あたりからの選曲を望んでいたんですが、、、。
多少バランスはわるいが、一通りのヒット曲が入っているので、リアルタイムのファンや後追いのファンにもお薦め!