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赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)

価格: ¥450
カテゴリ: コミック
ブランド: 白泉社
Amazon.co.jpで確認
雰囲気も絵も好きな部類。なんだけど…… ★★☆☆☆

 最近の少女漫画でファンタジーものは珍しい気が。ファンタジー好きなので読んでみました。
 全体を通してふわふわしている感じの作風だなと思いました。背景や小物の描き込みは細かく、それを眺めるのも楽しい。

 だけど、どうもこの世界観がしっくりこない。一見して西洋風なのに名前が和洋折衷だったり。メインキャラの衣装が現代ものっぽかったり。
 ストーリー性が弱く、ヒロインのキャラクターもいまいちつかみづらい。
 
 ヒーローが王子様っぽく見えないのもなぁ。もう少し重々しい感じの衣装を着て、言動にも王子っぽさが欲しいところですが。せっかくの身分の差とかが生きないので、庶民的すぎるのもどうかと。

 赤い髪のヒロインとか、宮廷薬剤師を目指すとか、そういう設定は好きです。

 まあ少女漫画なので細かいことは言いたくないですが、ファンタジーを名乗るにはちょっと足りないかなと感じました。
 
期待はずれ ★★☆☆☆
んー・・・一言で言うと期待はずれでした。男の子はかっこかわいいです。恋愛面では、お互い好きなのでは?え?なんで?!違うの?なんなの?何がしたいの?みたいな・・・なんかしっくりきません。主人公が抜けてるかんじでした。
王子と薬剤師・・・これはなかなか、設定はおもしろです。
オリジナルの白雪姫 ★★★★★
【赤ってのは運命の色のことを言うんだろ】

生まれつきの林檎のような赤い髪を気に入られ、悪名高い自国のバカ王子から愛妾になるよう言い渡された白雪。
それを厭って出奔した隣国の森の中で、とある青年に出会う。
手助けをしてくれた彼は、実はその国の第2王子で…。

タイトルから童話をイメージした内容かと思いきや、完全なるオリジナル。
真っ赤な髪色のせいで様々な事態に巻き込まれながらも、自分の意志と知恵で乗り越えようとする芯の通ったヒロイン。
彼女を見守り、時には手を差し出す王子・ゼン。
互いに影響を与え合う彼らの関係に非常に好感が持てます。

今のところはっきりとした恋愛関係は感じられず、互いの身分や立場を思いやりながらも「お互いそばにいるのが心地良いから、その場所を確保したい」という穏やかな優しさを感じます。

さて今後は、ゼンのそばへ行くため白雪は宮廷薬剤師になれるのか、2人は恋愛関係に発展するのか、既に2人の身分違いを快く思っていない連中がどう絡んでくるか…というところですね。

服装が可愛くて好きです。
主役2人の関係同様、絵もすっきりとしていて好きです。
個人的に草川為氏の雰囲気に似ているなーと思いました。
いいです。好きです。
どこかで読んだことがあるような… ★★☆☆☆
かわいらしい絵、帯の言葉に惹かれて買いました。

読んでみると…なんだかどこかで読んだことあるな〜と。
王子様と庶民の娘。
赤い髪が珍しいため、自国の王子にそれだけの理由で求婚されます。
それを断って隣国に逃げ込み、隣国の王子に助けられ、心を許すように。
王子様を追いかけて、王宮に入りたい!でも、自分の力で入ってみせる!というお話です。

同じ花とゆめCOMICSで刊行されている、川瀬夏菜「ラピスラズリの王冠」と似ている…という印象。「風の谷のナウシカ」も盛り込まれているような…

今後の展開がどうなるか楽しみです。
さわやかで元気がもらえるお話です ★★★★★
おとぎ話のようでありますが、甘すぎず苦すぎないお話です。
主人公たちが、自分の背の荷物を投げ出すこともせず、くじけることも無く、
毅然と一歩ずつ歩みを進めていくサマに、
年がいっていても未熟な私などは感心し、励まされました。
それから、
白雪と王子様らしくない王子とのロマンスの今後に期待膨らませてます ^ー^