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Confessions of a Venture Capitalist: Inside the High-Stakes World of Start-up Financing

価格: ¥1,904
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Business Plus
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成功する秘訣ではなく失敗しない教訓 ★★★★★
1986年,米国ベンチャー企業が次々と株式公開を果たしました.3月4日にサン・マイクロシステムズ(ワークステーション),3月12日にオラクル(データベース),3月13日にマイクロソフト(オペレーティングシステム),4月4日にEMC(ストレージ),8月13日にアドビ(画像処理ソフト),10月29日にシリコン・グラフィックス(画像処理ワークステーション).こうした株式公開にはベンチャー・キャピタリストの存在が重要な役割を果たしてきました.

本書はタイトルの通り,シリコンバレーを舞台に活躍するベンチャー・キャピタリストのリアル・ストーリーです.本書が類書と異なるのは,著者も冒頭で述べているように,著者のベンチャー・キャピタリストとしての経験と,成功事例だけではなく失敗事例を基に,ベンチャー・キャピタル及びベンチャー企業の現状を冷静に分析し,ベンチャー・キャピタリスト及びアントレプレナーとして,成功する秘訣ではなく失敗しない教訓を語っている点です.

シリコンバレーやベンチャーに興味を持った方から,実務でベンチャーに関るプロフェッショナルまで,本書は最初の入門として最適です.
ベンチャーキャピタリストから見たベンチャー企業 ★★★★★
私は日本企業から派遣され、実際の米国ベンチャー・キャピタルで働いているが、元々エンジニア出身であり、VCの実務について基本を学ぶために本書を読んだ。

ベンチャー企業を起業し成功に導くためには多くの知識・経験・体力(精神力)・資金が必要であるが、米国においてもそれをきちんと理解している創業者は必ずしも多くない。本書は、多くのベンチャーの成長を実際に助けた経験をもつ、本物のベンチャーキャピタリストが、ベンチャー企業の未来の創業者に送る指南書であろう。

なお、本書はエッセイ風の文体であり、日本語訳も優れているので非常に読みやすかった。ベンチャー企業の創業、ベンチャー・キャピタル・ビジネスを学ぶ上で、まず第一に手に取るべき本だと思う。

スタートアップ企業の関係者の方へ ★★★★☆
ベンチャー企業の経営者のみならず、投資家やパートナーにとっても非常に有益な一書です。著者や著者を取り囲む経験豊かなベンチャー経営者の生の声が聞こえてくるような実感あふれる内容に、思わず身を乗り出し、大きく頷いてしまう事もしばしばありました。もちろん企業変革に挑む歴史ある企業、既存の大手企業の方にとっても経営のヒントを与えてくれる示唆あふれるお勧めの本です。
ベンチャー企業に関わっている人にお勧め! ★★★★☆
昨年以来日本でもネットベンチャーが動きが活発になってきており、その中でも米国のビジネスモデルを真似ているものが多く見られます。米国のビジネスモデルを紹介する書物には翻訳の為、どうしてもタイムラグがありますが、本書は米国同時販売を実施して、その時間差を克服しています。加えて、失敗例を紹介しているところに本書の特徴ではないでしょうか?ベンチャー企業に関わっている人は、本書から得られることは多いはずです。一読をお勧めします。