川越素描
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長野善光寺の骨董屋の娘が埼玉県川越の美大に進学。同じ大学の同級生らと、卒業作品にオペラ「赤塚姫」を制作することになる。
赤塚姫のあらすじ
千葉氏は下総から荒川を越え武蔵へ進出してきて、江戸城や川越城を築いた太田道灌と対立するが、本拠千葉で家督争いがあり、千葉氏は下総千葉氏と武蔵千葉氏に分かれる。武蔵千葉氏は赤塚で太田道灌に敗れ、妹・佐枝を人質に出して和睦する。以後道灌と武蔵千葉氏は同盟を結ぶ。
道灌といとこの長尾景春はどちらも上杉氏家宰の家柄だったが、上杉氏が景春に家宰を継がせなかったために景春は謀反を起こす。秩父を取り、関東管領上杉家の城・武蔵五十子陣を落とすと、景春の妹が嫁いだ豊島氏らが一斉に蜂起して相模武蔵一円に戦火が拡大する。道灌はそれらのすべての戦いに勝利し、関東の覇者となるが、その力をおそれた主君上杉氏に暗殺される。客将伊勢盛時は道灌の遺志を継いで伊豆に割拠し、後北条氏を名乗り、日本初の戦国大名となる。その孫の北条氏康は川越夜戦で上杉氏を滅ぼして道灌の無念をはらす。