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決断の作法

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: United Books
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これからの時代のリーダーに最も必要な“決断力”
ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスなど、数々の外資系企業で20年以上にわたって社長、副社長を務め「伝説の外資トップ」と呼ばれる著者が、経営者にもっとも必要な“決断力”の本質を語る。

これまで多くの経営者や評論家、学者たちが、決断力の重要性を説いてきた。
しかし現実には、決断力を正しく発揮できずに悩むリーダーが星の数ほど存在している、

・なぜ的確に決断力を行使できないのか
・決断を阻むものは何か? それにどうやって対処すればいいのか?

本書では、正しく決断力を発揮するために必要な能力、考え方について、様々な実例、著者の体験を引きながら語った一書である。


【目次】

はじめに

●第1章 経営者にとって決断とは何か
01経営者が覚悟すべき「変化」
・高収益部門の変化
・変化に対応するために
・変化への対応は、大企業でも避けられない
・GMの誤り
・現状の把握は決断の第一歩
・ビッグを選ぶか、グッドを取るか?
・成長がもたらす最大の弊害
・小規模ならではのメリット

02民主主義が経営をダメにする
・正しい独裁の条件
・決断のための「多長根」
・「チェンジ」
・社長が会社を潰す「ABC」
・会社を潰すABCを全て満たした日本航空
・日本航空の再建は可能か
・私が悩んだ決断
・公平と平等の違い

●第2章 あなたの決断を逡巡させるもの
01決断を鈍らせるやっかいな「しがらみ」
・しがらみは日本だけの因襲か
・「しがらみフリー人間」の強味
・「過去の人」への報い方
・欧米人はなぜドライなのか
・時には大胆にしがらみを斬る

02迷い、リスク…決断を阻害するものにどう立ち向かうか
・決断と保留の境界線
・決断のタイミング
・迷いを断ち切るにはどうしたらいいか
・リスクとは避けられないもの
・腹をくくるか、首をくくるか
・最大のリスクはリスクをとらないこと
・発展か、縮小か
・エグジット・プランの考え方
・やる気がないと決断は下せない
・伊藤忠・丹羽宇一郎氏の決断

●第3章 あなたの決断をみちびくもの
01経営理念があってこそ、方向性は明確になる
・組織の方向性を明確に導く「クレド」の存在
・「我が信条」を世界に知らしめた「タイレノール事件」
・中小・零細企業にも経営理念は必要
・経営理念は社員全員が理解すべきもの
・朝令暮改の是非

02決断のコアとなる「LN」と「KKK」
・生むは易く、育てるは難し
・決断に必要な「LN」と「KKK」
・論理を重視し過ぎた、歴史に残るコカ・コーラの決断
・感性重視でヒットしたソニー・ウォークマン

●第4章 あなたの決断を後押しするもの
01あなたの決断を具現化する「強い組織」
・トップの決断が組織を磨き、組織がトップを後押しする
・私も組織・人事の構築に悩まされた
・社内で自分のサポーターを作る
・独善も、強制も、やがて孤立する

02中小企業が求めるべき人材
・「ゼネラリスト」と「スペシャリスト」
・笛を吹いても踊らない社員たち
・社内外に「異見者」を置け
・人材育成とは会社育成のこと
・凡人に非凡な仕事をさせるために
・任せて成功したジョンソン・エンド・ジョンソンでの改革
・正しい権限移譲のポイント
・日本のことはあなたに任せる
・「目に光、声に張り」の人選び
・鬼手仏心 経営者に求められる「愛情」と「非情」
・フィリップス社での苦しい決断

●第5章 あなたの決断を受け継ぐもの
01迷いを半減させる後継者の存在
・松明を誰に渡すのか
・社長の育て方
・能力の見極め方
・たたき上げこそが後継者にふさわしい理由

02血は水よりも濃し
・後継人事を丸く収める方法
・中小企業の帝王学
・先代を超えることの難しさ
・トヨタのつまづき

●第6章 決断の後、あなたがやるべきこと
01結果を検証せずに次の決断は下せない
・PDCAサイクルで決断の結果を検証する
・一番大切なのはC=チャック
・社員たちにも使わせたい「PDC」サイクル

02社長の引き際
・社長の寿命
・失敗に終わったときの責任のとり方
・見事な引き際が光った本田宗一郎の決断

●最終章 これからの経営者に伝えたい、新将命の回顧録
01自己実現を求めた私の生き方
・人生は挑戦から始まる
・確約されなかった「社長の座」
・ヘッドハンターの着眼点
・経営能力は「移転」が可能
・後継者を育てることが社長の仕事
・崩れた自信
・経営学=人間学

02未来を切り開く決断力の磨き方
・ひとりの社員として、社長はあるべき