The best of the series!
★★★★★
You may know a little bit about lunar calendars and the names associated with the full moons therein like the Harvest Moon, the Hunter's Moon, the Green Corn Moon, the Sprouting Grass Moon etc. Well the Full Moon closest to the Winter Solstice is called the Cold Moon. That works well in the northern hemisphere which is convenient since this book is set in New York City which is currently located in that hemisphere. Many people seem to think that the Cold Moon is the moon of death. That also works well with this book since murder is the apparent main theme of this tale.
This is a real page turner with multiple plot twists which I will not tell you about since that is the fun part of reading this book!! If you missed reading Tino Georgiou's masterful novel--The Fates, I'd highly recommend reading it. Truly an enjoyable read!
今回はイマイチ?と思ったら…
★★★★☆
作者のディーヴァーは、今までの敵役の中で今回のWatchmakerが一番気に入っているそうで、大いに期待して読み始めたら、あら?何だかいつもよりテンポが遅く、話に急展開がない…
それでもあっという間に数百ページ読んでいると言う事は、例のごとくディーヴァーの魔法にひっかかっているという事か。(今回のペーパーバックは縦長変形サイズで、活字も大きく、他のライム作品と並べた時に飛び出してしまう。これ、何とかならないんですかね)
しかし、さすがだ。400ページを過ぎた後で、え、これで捜査終了?と思ったのも束の間、どんでん返しの連続で、ライムシリーズはこれでなくっちゃ!と嬉しくなった。新登場したカリフォルニアの尋問専門の捜査官、キャスリン・ダンスが非常に魅力的で、彼女のスタンドアローン作品のThe Sleeping Dollがペーパーバックになるのを待ちわびている。ルーキーのプラスキー、応援します!
ポランスキーも大活躍!今回も怒涛の展開
★★★★☆
本作品でライムとサックスが追いかけるのはthe Watchmaker。残忍な方法で被害者を死に追いやるこの犯人は、時計に異常な関心を持っている。ライムと殺人犯を追いかける一方でサックスは、汚職警官の捜査にも乗り出すことに。それは、昔の恋人そして亡くなった父親の過去とも対面することだった。
殺人犯の次の殺人を食い止められるのか?そして、サックスは自分の父親の過去を受け止められるのか?
今回も、いつも以上にめまぐるしくストーリーは展開していきます。一見関係のなかった出来事が、いつの間にかお互いに深い係わり合いを持っていたことが明らかになり、そして明かされたと思った真実がまた別の謎を呼び・・・。粗筋を紹介してしまうとそれだけでどんでん返しのネタばらしをしてしまうことになるのはディーバーならではですが、今回の作品も終盤になると、最初の方で追いかけていた謎を忘れてしまうほどの怒涛の展開を迎えます。
サックスが父親の意外な過去を知ることになり苦しんだり、いつもルーキー呼ばわりされているポランスキーがサックスの穴をうめるべく"walk the grid"デビューしたり、はたまた過去の作品で登場した人物が再びサックスの前に現れるなど、この作品が7作品目の「シリーズ」ものになっていることを実感させられる箇所が満載です。
と、同時にカリフォルニアから尋問のプロである女性警官が登場したりと、ライムの捜査チームに一層の厚みが増した感も。