マッキンゼー 変革期の体質転換戦略: 4 (マッキンゼー戦略教本シリーズ)
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「これが日本のコンサルティングの原点だ!」(大前研一)
ポートフォリオ、フレームワーク、SBU、レバレッジ……すべてはここに書かれていた。
四半世紀の時を越え、「戦略に携わるすべての人」が、いま、読むべき経営書の古典。
大前研一氏編著による幻の名著《マッキンゼー 戦略教本シリーズ》。
1985年(昭和60年)、円高不況も乗り越え、バブル好況に向かって「日本的経営」が高く評価されていたそのとき、
本書は「企業の体質が問題とされる時代となった」という一文から始められた。
グローバリゼーションという言葉も、インターネットというインフラも登場していない時代に、
外部環境の激変を見抜き、日本企業の本質的な変革、その必要性を促していた。
最終章のテーマが、組織づくり・ひとづくりに言及している意味は重い。
企業組織をほんとうに変えるのは、気づき、行動できる賢者なのだ。
21世紀の今こそ読まれるべき、戦略家必読の「早すぎた警告の書」である。
【目次より】
■第1章:世界的変化の潮流を読む──5つの革命の現状
■第2章:5つの革命への対応の方向──日本企業が直面する問題点は何か
■第3章:変革期の製品開発・導入アプローチ──ライフサイクル短縮化にどう対応するか
■第4章:流通革新にいかに対応すべきか──暗黒大陸の夜明け
■第5章:変革への対応能力を備えた組織づくり──ゼロベースからの見直しが必要