映像作家論【Vol.3】心を揺さぶるエモーション
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世界的映画監督の映像表現スタイルとストーリーテリングについての考察したコラム集【Vol.3】です。
ウェブディレクターでもある著者が、世界中から高く評価されている映画監督の作品を鑑賞し、その映像表現スタイルやストーリーの進め方などの手法や作品の背景にある映画監督の本当に伝えたかったことを分析し考察してまとめた21世紀の新世代映像作家論です。
Directors File - vol.3 Emotional Waves
目次
はじめに
第15章 挑発する映像/デイビッド・フィンチャー
・デイビッド・フィンチャーの略歴
・デイビッド・フィンチャーの主な作品群
・質感やディテールのこだわり
・サブリミナル映像
・挑発する映像の本質
第16章 感情の表出/ポール・トーマス・アンダーソン
・若き巨匠 ポール・トーマス・アンダーソン
・絶妙のリミックス感覚
・テクニックよりも脚本が重要
・緻密に計算された作品構造
・色彩と陰影のコントロール
・「長回し」の意図
・ 技術と表現力のバランス
第17章 サンプリングとリミック/ダーレン・アロノフスキー
・デビュー当時のダーレン・アロノフスキーの評価
・映画「π」の魅力
・「π」に影響を与えた一本の日本作品
・ハイコントラストのモノクロ映像
・素材の妙 サンプリング
・編集感覚 リミックス
・「サンプリング」と「リミックス」、「パクリ」との境界線
第18章 スタイルの確立/ハル・ハートリー
・インディーズ映画界の才人 ハル・ハートリー
・ハートリー作品の特徴とスタイル
・クールで無表情な役者の演技
・省略された描写
・音へのこだわり
・デジタルビデオで撮影された「ブック・オブ・ライフ」
・自分のスタイル
第19章 運命のパズル/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
・断片的情報をバズルのように組み合わせる手法
・重層的なストーリー構造
・リアルな感情描写
・運命のパズル
第20章 生命の脈動/クレール・ドゥニ
・フランスの女性映像作家 クレール・ドゥニ
・助監督時代のクレール・ドゥニ
・業界内評価の高いクレール・ドゥニ
・撮影監督 アニエス・ゴダールとのコンビネーション
・クレール・ドゥニ作品の魅力 生命の脈動
第21章 即興から生まれるエモーション/ジョン・カサヴェテス
・インディペンデント映画の父 ジョン・カサヴェテス
・即興から生まれるエモーション
・古さを感じさせない先見性と普遍性
・人間の苦悩や葛藤を描く
・自分自身を貫き通した生きざま
あとがき
著者プロフィール
※尚、本書「映像作家論【Vol.3】心を揺さぶるエモーション」は、「映像作家論【完全版】21人の映画監督が世界に伝えてきたこと」の第15章から第21章と同じ内容のものを収録した分割シリーズ版です。
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