映像作家論【vol.2】リアルな異次元感覚
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世界的映画監督の映像表現スタイルとストーリーテリングについての考察したコラム集【vol.2】です。
ウェブディレクターでもある著者が、世界中から高く評価されている映画監督の作品を鑑賞し、その映像表現スタイルやストーリーの進め方などの手法や作品の背景にある映画監督の本当に伝えたかったことを分析し考察してまとめた21世紀の新世代映像作家論です。
Directors File - vol.2 Realty
目次
はじめに
第8章 時間のコラージュ/スティーヴン・ソダーバーグ
・デビュー作「セックスと嘘とビデオテープ」の衝撃
・不遇の時代を経て
・時制をコントロールする
・時間のコラージュ
・若き日の自分自身と共演する
・アート性と娯楽性の振幅の広さ
・スティーヴン・ソダーバーグの作品情報
第9章 信は真に通ず/アン・リー
・ハリウッドも認めたアジアの才能 アン・リー
・アン・リーの略歴
・人間の心情を描く名匠
・「信は真に通ず」
第10章 不可視の領域/M.ナイト・シャマラン
・インドが生んだ天才映像作家 M.ナイト・シャマラン
・娯楽性と精神性のバランス
・不可視の領域
第11章 カメラワークと色彩感覚/クリストファー・ドイル
・アジアを代表するカメラマン、撮影監督クリストファー・ドイル
・躍動感あふれるカメラワークと広角レンズ
・独特の色彩感覚
第12章 装飾を排して感情の深層を伝える/ダルデンヌ兄弟
・ドキュメンタリータッチの独自の作風
・一見無造作に見えるカメラワーク
・排除されたナレーションと音楽
・ダルデンヌ兄弟の映像手法
第13章 偶然に内包するリアル/是枝裕和
・リアルさの背景にあるもの 「ディスタンス」
・人と人との距離 関係性を描く
・必然的な偶然一偶然に内包するリアル
・海外で高く評価された「幻の光」と「ワンダフルライフ」
第14章 恐怖の本質/黒沢 清
・もうひとりの「日本のクロサワ」
・「CURE キュア」の衝撃
・キーワードとなるセリフの数々
・恐怖の本質とは
・「権力闘争」の果てにあるもの
あとがき
著者プロフィール
※尚、本書「映像作家論【vol.2】リアルな異次元感覚」は、「映像作家論【完全版】21人の映画監督が世界に伝えてきたこと」の第8章から第14章と同じ内容のものを収録した分割シリーズ版です。
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