映像作家論【vol.1】クールな映像設計と人間洞察
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世界的映画監督の映像表現スタイルとストーリーテリングについての考察したコラム集【vol.1】です。
ウェブディレクターでもある著者が、世界中から高く評価されている映画監督の作品を鑑賞し、その映像表現スタイルやストーリーの進め方などの手法や作品の背景にある映画監督の本当に伝えたかったことを分析し考察してまとめた21世紀の新世代映像作家論です。
Directors File - vol.1 Cool Design
目次
はじめに
第1章 未来をデザインする/アンドリュー・ニコル
・独自の視点で近未来を描く アンドリュー・ニコル
・クールで残酷な未来社会と人間の勇気・希望
・最高のスタッフにより創り上げられた「ガタカ・ワールド」
・未来の人間の選択
・巨匠たちの描いた未来社会
第2章 巧みな映像設計とねじれたストーリー/コーエン兄弟
・二人の共同作業
・斬新なショットと効果的な音響
・反復されるモチーフ
・オフビートでねじれたストーリー展開
・寛容な人間観察の視点
第3章 逆行する時間/クリストファー・ノーラン
・時間軸を操作する
・逆行する時間 「メメント」
・記憶喪失の疑似体験
・歪んだ記憶
・交錯する時間 「フォロウィング」と「インソムニア」
第4章 様式美が生み出すエモーション/トッド・ヘインズ
・トッド・ヘインズの深い洞察
・人物の内面を描写する色彩とカメラワーク
・感情の動きとともに変化する音楽
・様式美が生み出すエモーション
第5章 喪失がもたらすもの/アトム・エゴヤン
・喪失感を抱えて生きる人々を描く
・アトム・エゴヤンの映像スタイル
・人間の喪失感をテーマにした作品「まぼろし」と「サイン」
・喪失感の正体と再生への道
第6章 許しによる解放/ウェス・アンダーソン
・若き天才監督の作品に対するこだわり
第一章 ウェス・アンダーソンについて
第二章 緻密なディテールにより構築された独特の世界観
第三章 超一流のカメラマンによる家族写真
第四章 登場人物とキャラクター設定
第五章 カルテット方式の人物配分
第六章 すべてを受容する隠れた理解者の存在
第七章 内面を映し出すファッションとインテリア
第八章 許しによる解放
第7章 作家性を超越するとき/エドワード・ヤン
・作家性からの脱却
・作家性を超越する
あとがき
著者プロフィール
※尚、本書「映像作家論【Vol.1】クールな映像設計と人間洞察」は、「映像作家論【完全版】21人の映画監督が世界に伝えてきたこと」の第1章から第7章と同じ内容のものを収録した分割シリーズ版です。
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