机の下の楽園(下)
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翻訳家の久我は、SMバーで可愛い子猫のような雰囲気をもつミュウと出会い、一緒に暮らし始める。
Mとしての自覚はあっても、SMはまったく未経験だったミュウを、久我は
たくみな言葉責めや羞恥責め、緊縛、スパンキング、剃毛、強制排泄、飲尿などによって、愛らしい奴隷へと変身させる。
小さな諍いを経ながらも確実に愛を育てる二人。
この下巻では、久我の親友・佐久間と、ミュウの親友・アキも加わって、海辺の別荘で豪華なSMバケーションが繰り広げられる。
アキとミュウのレズプレイ、露出ドライブ、お仕置きスパンキング、氷プレイ、尿浣腸、ロウソク、複数プレイ等、エネルギッシュな責めが華やかに展開する。
そして、別荘から戻ってきた久我とミュウは、ミュウの嫉妬を挟んで、絆をいっそう強めていく。
しかし、そんな矢先、実家へ戻っていたミュウが、久我の元へ帰ってこなくなる。
心配するアキと電話で連絡を取りながらも、焦燥感を募らせる久我。
なぜミュウは帰ってこないのか、二人の関係はどうなるのか。
濃厚な調教小説であると同時に、男女の間に生まれる感情を丁寧に描いた恋愛心理小説。
感動の完結編。(25956字)