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地域金融機関のサービス・マーケティング (信用金庫双書シリーズ)

価格: ¥3,045
カテゴリ: 単行本
ブランド: 近代セールス社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:住谷宏/編著 全国信用金庫協会/監修 出版社名:近代セールス社 シリーズ名:信用金庫双書シリーズ 発行年月:2006年12月 関連キーワード:チイキ キンユウ キカン ノ サ-ビス マ-ケテイング シンヨウ キンコ ソウシヨ シリ-ズ ちいき きんゆう きかん の さ-びす ま-けていんぐ しんよう きんこ そうしよ しり-ず、 キンダイセ-ルスシヤ 1402 きんだいせ-るすしや 1402、 キンダイセ-ルスシヤ 1402 きんだいせ-るすしや 1402 東京スター銀行、大垣共立銀行、巣鴨信用金庫、水戸信用金庫、呉信用金庫など5つの地域金融機関の事例をサービス・マーケティングの視点から紹介。 第1章 地域金融機関とサービス・マーケティング第2章 地域金融機関のサービス・マーケティング戦略第3章 地域金融機関のサービス・マーケティング事例第4章 サービス・マーケティング導入のステップと留意点第5章 地域金融機関の提供
侮れない一冊、一読をお勧め ★★★★★
正直なところ大学の教授が執筆した本書にあまり期待していなかったが、その内容に驚かされた。参考文献からの引用も多いが、金融機関におけるマーケティング戦略について、分かりやすくかつ深く掘り下げられている。
既存のパラダイムにも疑問を掲げており、金融機関に勤める者にとっては耳の痛い意見も多数述べられているところに価値がある。

例えば、
コミュニティバンクが強みとしているface to faceやハイタッチ営業についての考察や顧客満足度についてのギャップなどは耳の痛いところであろう。

また、金融機関の”渉外力のネガティブスパイラル”(渉外力の減衰−実稼働時間の減少−OJT機能停止)では、「地域金融機関で最も強いのは『頑張ればできる』といった精神論だ。上層部は以前の規制環境下で「頑張ればできる」という成功体験を持つ人々である。(中略)しかしながら、こうした精神論の限界は、既に多くの金融機関が実感しているものだ。」とあるが、皆さんはどうだろうか。

こうした問題提起とTipsが多数紹介されているが、著者が最も主張したかったことは、次の一文に尽きると思う。すなわち、

「『最高に強い種が、最高に知的な種が、生き残るわけではない。周囲の変化に最も敏感に適応した種が生き残る』といったのは進化論のダーウィンである。(中略)今、金融機関に必要なのは時代の変化に正面から向き合う勇気である。」ではなかろうか。

一方、本書に述べられているようなことは、民間消費財の企業ならどこでもやっている顧客目線のマーケティングに他ならないが、規制に守られてきた金融機関が変われる日が来るのはいつか。

「顧客に対して、他行と違ったこんなメリットがある」ということが明確に伝えられない金融機関は、遅かれ早かれ縮小してしまう可能性が強いことを実感させてくれた一冊である。
わかりやすかった! ★★★★★
仕事柄、勉強のためにと人に薦められて読みました。
5つの銀行・信用金庫の事例をまとめ、各章とも読みやすい量に簡潔にまとまっています。
とてもわかりやすいのでかなりお勧めの一冊です。
金融機関の最近の状況とマーケティングについて理解できる ★★★★★
 最近の金融情勢は非常に変化しているものですが、その状況を端的にまとめられた本だと思います。金融機関がどのような活動をしているのかわかりにくかった人にもよくわかるものではないかと思いました。
 この本では、金融機関にはサービス・マーケティングが重要であると示し、5つの銀行や信用金庫(東京スター銀行、大垣共立銀行、巣鴨信用金庫、水戸信用金庫、呉信用金庫)をとりあげ、これらのサービス・マーケティングを事例として紹介しています。また、補論にはマーケティングの変遷も掲載されており、マーケティングとはどのようなものかもわかりやすかったです。
 確かに値段は少し高めでしたが、金融機関の現状とマーケティングの理解はしやすく、さらに金融機関に必要なマーケティングもわかりやすい1冊だと思います。
事例がおもしろい ★★★★☆
東京スター銀行とか巣鴨信用金庫とかの事例がおもしろかった。今までにない金融機関の事例なんじゃない。サービスマーケティングっておもしろい。結構、勉強になったよ。
信用金庫を取り上げるとは・・・ ★★★★★
 金融機関において合併・統廃合が著しい中、個々の金融機関は差異化を図る重要性を認識しても、具体的にどのように実現すべきか頭を悩ませているかと思います。
 かといって、日々の業務に追われ、「理論」中心のマーケティング本や「こうすれば売れる」的な書籍を読むだけでは、金融機関実務になかなか生かせないのも事実。
 そのようなこともあって、金融機関のマーケティングについて探していたところ、あえて「地域金融機関」をテーマにした点に興味を持ち、購入しました。

 本書の特色を端的にいえば、5つの金融機関の事例紹介。マーケティング思考を実現している(と著者が考える)5つの金融機関を、金融機関と顧客の接点、金融機関と従業員の接点、従業員と顧客の接点から整理していますが、それぞれのセンテンスがちょうどよい分量で非常に理解しやく、すらすら読めた印象があります。個人的には、“信用金庫”をマーケティングの事例として取り上げたことも驚きでした。本書を読むと、規模の大小よりも差異化がキーポイントであることを再認識させられます。
 ちなみに、事例のみならず、セグメンテーションや顧客ロイヤルティの「考え方」についても記述があることから、金融機関のマーケティングについて学び始めた方にとっても示唆に富む内容なのではないかと。あえて難点をいえば値段でしょうか…。

 本書の補論にあった一文ですが、「(組織で働く人が)会社、製品・サービス、顧客の良さを理解して、好きになればマーケティング発想がより事業の成功に貢献してくれるようになる」とあり、非常に印象に残っています。