天使像の祈り その他の短編
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なんとここで本の紹介をします。
Kindle本第七弾。そして、二冊目の短編集。
第一弾は最初のKindle本ということもありまして、自信のある作品を慎重に選んで作ったのですが、その条件を満たす作品が残念ながら少なかったため、結果として三つだけ収録という寂しいことになりました。
これではあんまりだろうということで、第二弾のテーマは「とりあえず増やしとけ」
なんと2.67倍にあたる8編もの短編を収録。小数第一位を四捨五入すれば三倍とほぼ円周率になり、お得感も格別。
いずれも第一弾の短編集に選ばれなかった作品ばかり!
というわけで、ほんわかな人情的なもの(実のところ人情ってなに? という根本的なところの理解が及んでおりませんが)から意味不明な昔話ミステリまでバラエティに富んだ内容となっております。
表題作の「天使像の祈り」に至ってはもう何がなにやら。
そんなフレッシュな作者の魅力たっぷりの短編集を地獄の通勤ラッシュ時、誰かが憎くて眠れない夜など、藁にもすがりたい時に読めばきっと面白いはず! とか書こうと思いましたが、それを覆す自信がないので、これといった心配事もない平穏な時間にお読みください。それぐらいなら崩せそうなので。
……オススメするはずの文章なのに、なにかこう、逆の方向へ作用する見えない力がはたらいているような気がする。