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グリム童話集―Grimm’s fairy tales 【講談社英語文庫】

価格: ¥798
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社インターナショナル
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鈴木は読まずにグリムを読もう! ★★★★★
グリム兄弟がこの編集に携わったのは19世紀初頭で,欧州情勢としてはイギリスが産業革命真っ盛りの時期で,ドイツは焦り気味だったらしい。同兄弟が「1812年(第2巻は1815年)に発行した童話集が『グリム童話』の愛称で知られる『子どもと家庭の童話』である」,「今では計248篇ものグリム童話を手軽に読む事が出来るようになった」(Wikipedia)。グリム童話って,ビートルズの全作品数より少し多いくらいがあるんだな。


鈴木晶『グリム童話―――メルヘンの深層』(91年)の受け売りだが(と言っても読んだのは15年以上むかしで記憶は定かではない),グリム兄弟が編集した童話集はあまりにもエッチだったり残酷だったりで,改変された版でもかなり刺激が強いものであるらしい。たとえば,本英語文庫にも収められている『白雪姫』(_Snow-White_)は,鏡に“あなたの千倍も美しい”と言わしめて意地悪継母を激怒させるが,この時,この娘は何と7歳! 継母より「美しい」(鏡)7歳。また,7歳に殺意を抱くほど嫉妬する大人気ない女王。この鏡は間違いなくロリコンだ・・・。しかも,通り掛かるハンサム王子はこの「美しい」(王子)7歳を妃にするというのだ。「妃」というのは結婚相手で,したがって結婚すれば,夜は王子と・・・(以下自粛)。こいつもロリコンだ・・・。エドガー・アラン・ポー並にロリコンだ(だから,ディズニーアニメはこの辺に目をつむり,20歳前後の“女性”として描いている)。

本英語文庫の収録作品は,次の通り。
白雪姫
狼と七匹の子山羊
ブレーメンの音楽師たち
蛙の王子さま
わらと豆と炭
ヘンゼルとグレーテル
妖精と靴屋
十二人の踊るお姫さま
小鳥とねずみと腸詰めの話
賢い小柄な仕立屋さん