半七捕物帳 全69話収録
価格: ¥0
本書は、青空文庫より以下を収録しています。
◆半七捕物帳 (全69話: 01 お文の魂 ~ 69 白蝶怪)
+
◆半七捕物帳の思い出
※新字新仮名
※縦書き
※目次付き
※kindle端末移動メニュー目次: 2階層表示対応
著者について
岡本綺堂(おかもと きどう、1872年11月15日(明治5年10月15日) - 1939年(昭和14年)3月1日) は、
小説家、劇作家。本名は岡本 敬二(おかもと けいじ)。別号に狂綺堂、鬼菫、甲字楼など。著名な作品は、
新歌舞伎の作者及び「半七捕物帳」などがある。
~ウィキペディアより ~
半七捕物帳について
1916年にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズを読み刺激されて探偵小説への興味が起き、自分でも探偵もの
を書こうと考えたが、現代ものを書くと西洋の模倣になりやすいので純江戸式で書くことにして、3篇を執筆、
『文芸倶楽部』から連載物を頼まれてこれを「半七捕物帳」の題で渡し、翌年1月号から連載された。これが好評と
なり引き続き執筆する。1919年から「半七聞書帳」の題で、半七が先輩の話を聞き書きする体裁で9編を書き、一旦
執筆を終了。その後単行本化されて人気が高まり、1924年の『苦楽』創刊の際、川口松太郎の依頼で続編執筆を依頼
されるが、半七はもう書くことが無いと断り、それ以外の昔話ということで、半七老人の知人の三浦老人から江戸期
の奇妙な話を聞くという「三浦老人昔話」を連載。1934年に、半七のファンだと言う講談社の野間清治社長の意向で
『講談倶楽部』から依頼されて半七の執筆を再開。65歳まで書き続け、最後の作品「二人女房」はまた、綺堂最後の
小説ともなった。
半七ものは綺堂脚色によって1926年に六代目菊五郎が演じたのを始め、これらの昔話の巷談は、戦後の話芸においても
落語の林家彦六、三遊亭圓生、講談の悟道軒圓玉、物語の高橋博、倉田金昇などの高座で使われた。綺堂は新聞社時代に
榎本武揚や勝海舟も訪問しており、この経験が作品に生かされている。経緯は、岡本経一『「半七捕物帳」解説』
(青蛙房、2009年)に詳しい。現行版は以下一覧。
・『半七捕物帳』 光文社文庫(全6巻) 1985-86年 新装版2001年
・『半七捕物帳』 春陽堂書店(春陽文庫、全7巻) 1999-2000年
・『読んで、「半七」!』、『もっと、「半七」!』 <半七捕物帳傑作選 1・2> 北村薫・宮部みゆき編、ちくま文庫、2009年
・『半七捕物帳 年代版』 まどか出版、2011年より刊。注釈、地図、年表など入り、砂川保夫解説。
~ウィキペディアより ~
◆◆ 半七捕物帳 ◆◆
●01 お文の魂
●02 石灯籠
●03 勘平の死
●04 湯屋の二階
●05 お化け師匠
●06 半鐘の怪
●07 奥女中
●08 帯取りの池
●09 春の雪解
●10 広重と河獺
●11 朝顔屋敷
●12 猫騒動
●13 弁天娘
●14 山祝いの夜
●15 鷹のゆくえ
●16 津の国屋
●17 三河万歳
●18 槍突き
●19 お照の父
●20 向島の寮
●21 蝶合戦
●22 筆屋の娘
●23 鬼娘
●24 小女郎狐
●25 狐と僧
●26 女行者
●27 化け銀杏
●28 雪達磨
●29 熊の死骸
●30 あま酒売
●31 張子の虎
●32 海坊主
●33 旅絵師
●34 雷獣と蛇
●35 半七先生
●36 冬の金魚
●37 松茸
●38 人形使い
●39 少年少女の死
●40 異人の首
●41 一つ目小僧
●42 仮面
●43 柳原堤の女
●44 むらさき鯉
●45 三つの声
●46 十五夜御用心
●47 金の蝋燭
●48 ズウフラ怪談
●49 大阪屋花鳥
●50 正雪の絵馬
●51 大森の鶏
●52 妖狐伝
●53 新カチカチ山
●54 唐人飴
●55 かむろ蛇
●56 河豚太鼓
●57 幽霊の観世物
●58 菊人形の昔
●59 蟹のお角
●60 青山の仇討
●61 吉良の脇指
●62 歩兵の髪切り
●63 川越次郎兵衛
●64 廻り灯籠
●65 夜叉神堂
●66 地蔵は踊る
●67 薄雲の碁盤
●68 二人女房
●69 白蝶怪
◆◆ 半七捕物帳の思い出 ◆◆