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坂道のアポロン (6) (フラワーコミックス)

価格: ¥420
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
本物の漫画家 祝 ご出産 ★★★★★
小玉ゆきさんは、最近では貴重な本物の漫画家である。
恋心・怒り・寂しさなどキャラクターたちの複雑な心境を
絵だけで読ませる実力があります。

6巻では、律子の気持ちに気づく千太郎が、律子の帰りを待って
二人だけで話をするに至る過程に
小玉さんの実力と魅力が表れていると思います。

律子を見つめる千太郎の優しい瞳、真剣な瞳
考え込む表情…

百合香への恋で少し成長した千太郎が
キラリと光っていました

表紙の薫くんの表情が素敵 ★★★★★
まず表紙の薫くんがとてもよかったです。1巻のアンニュイな雰囲気とは一転して少し大人になった、何かを乗り越えたあの爽やかな表情がいいなぁと思いました。

さらに内容も、淳兄さんと千太郎の苦悩ぶりがよく描かれていてとっても伝わってきました。ただ、百合香さんが千太郎の気持ちに対してどうなのか、とかそのあたりも詳しく描いてもらえたらもっと気持ちも入っていったような気がします。

そしてかなり気になる律ちゃんと薫くんの気持ちの行方。二人には本当にハッピーな結末を迎えてほしいなと願うばかりですが一筋縄ではいかなそうな予感です、、、次の7巻が本当に楽しみです。

ますますいい味出してきている1960年代青春グラフィティ漫画 ★★★★★
 1960年代の日本を舞台にした青春グラフィティ。このシリーズ、とにかく泣かせてくれます。登場人物たちの友情、恋、夢、情熱、失意、葛藤する姿が、どうしようもなく、こちらの心を揺さぶってきます。その泣かせる筆致の、いや、上手いこと、上手いこと。私は1960年代に生まれた人間で、この本の舞台になっている辺りのことはうろ覚えなのですが、それでも、とてもなつかしい気持ちになります。

 この第6巻では、冒頭に描かれた桂木淳一のエピソードがまずよかった。ていうか、ここでこのエピソードを持ってくるっていうのが上手い! 私の中の淳一のイメージ・好感度が、このエピソードを読むことでぐんとアップしました。そのことが、ここから先の話の展開の伏線となるっていうのかな、いい感じで繋がっていくんですね。うん、話の持って行き方が上手いなあって思います。

 「SCENE 27」の扉絵で律子が持っているレコードが、そのジャケットカバーのイラストから、Bill Evans Trio の『Waltz for Debby』だろうと特定できるところ。あるいは、本巻の終盤、駅でのシーンが、ビリー・ワイルダー監督の映画『昼下りの情事 (ニューマスター仕様) [DVD]』の名シーンを連想させるところ。何やらとてもなつかしい気がするこうした隠し味が、話の端々に隠されているんですね。知っていなくたって構わないけど、知っているとさらに味わいが増すみたいな。料理で言えば、スパイスのような隠し味。さりげないけど、上手いよなあ、いいなあって思うのです。

 巻末に、「夜警」という掌編を収録。ファンタジックで、ちょっとだけホラーなゴースト・ストーリー。『坂道のアポロン 5 (フラワーコミックスアルファ)』所収の「天井娘」、『羽衣ミシン (フラワーコミックス)』所収の「番外編 かえりみち」など、こうした粋でファンタジックなショート・ストーリーを書かせると、小玉ユキさん、ほんと上手いなって感じますね。ここでの「夜警」も、ブラッドベリの『火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)』収録の短篇のテイストっすね。好きです。
渋い!! ★★★★★
早いものでアポロンももう6巻です。

今回は淳兄の今に至ってしまった原因となるシリアスな話、
そして千太郎との果し合い、新たな旅立ちがメインです。

千太郎と淳兄の粋な果し合いのシーン、
百合香を電車へ引き込むシーンなんかは
さながら映画の1シーンのようでドラマチックで素晴らしかったです。

その話の合間には
薫と律ちゃんとのすれ違い恋模様もそこかしこで描かれていて
今回もとても読み応えのある充実した一冊でした。

今回特に感じたのは、
薫、ほんとに一回り成長したなぁということ。
律ちゃんが気になり始めたのも無理はないです^^;

別に読みきりの話も収録されていますがこれまたいいですよ♪
英国好きのなんでも屋 ★★★☆☆
幼い頃から父の仕事の都合で転校を繰り返してきた薫は、横須賀から長崎の親戚宅へ引っ越してきた。
そして通うことになった高校で出会ったのは一匹狼な札付きのワルこと川渕千太郎。千太郎の幼馴染みで三つ編みそばかすの迎律子。
転校生の薫にクラス委員として優しく接する律子に惹かれて、彼女に教えられるままレコードを買いに行った(借りに行った?)先で見たのは、迎レコードの地下室でドラムを叩く千太郎だった。
ジャズこそ音楽と思う千太郎と、クラシックピアノを弾く薫。
相容れない!と思っていた2人が、けれど一緒にジャズ仲間になって友人になって かけがえのない友達になっていく‐‐。
そんなぶっつけ友情ジャズマンガ☆恋愛要素もあるYO! でございます。
繊細な薫が千に心を許していったり、でも嫉妬していたり、ときに張り合って喧嘩して、でも笑い合ったり失恋に泣いたり。
友情っていいなぁ♪って純粋に思えるお話です。
6巻の表紙は薫の表情がいいですね!1巻の表紙と比べて彼の成長ぶりが伺えます!
ジャズは知らなくても読めますし、読んだら作中の曲を知りたくなる音楽系マンガです☆
作中曲を収録したCDも出てますよ☆