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夏目漱石全集 決定版 全124作品 (インクナブラPD)

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: Incunabula.Inc.
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 本書は夏目漱石のほぼ全作品を収録した電子書籍の決定版です。単に夏目漱石の作品をKindleで読めるようにしただけではなく、より使いやすく読みやすくするために配慮しています。

●ちくま文庫版『夏目漱石全集』に準拠、全124作品を収録
 作品を単に一冊の電子書籍にまとめるだけでなく、紙の書籍と同じような読了感を得てもらうために、全体の構成をちくま文庫版『夏目漱石全集(全十巻)』に準拠しました。一冊の電子書籍ではなく十冊の本からなる電子書籍です。それぞれの書籍には表紙を付けてあります。またちくま文庫版そのままではなく、関連する文章、たとえば『吾輩は猫である』には「上篇自序」「中篇自序」「下篇自序」「猫の広告文」を本文の最後に追加しています。
 ちくま文庫版にはない作品は第十一巻にまとめて収録しています。ここには青空文庫未収録の作品が二一編収録してあります。第十一巻は分かる限り執筆もしくは発表年代順に並べています。また旧仮名や旧字の別バージョンがある作品は第十二巻に収録してあります(全五編)。
 またそれぞれの作品のタイトルは実際の書籍と同じようにするために、作品のタイトルに1ページを割いて、タイトルはページのセンターに配置してあります。

●青空文庫にない「客観描写と印象描写」や「坪内博士とハムレット」も収録
 本書には青空文庫にはない作品も掲載しました。夏目漱石を知る上でぜひとも読んでいただきたい青空文庫未収録の作品です。収録作は
・人生
・批評家の立場
・人工的感興
・文章一口話
・滑稽文学の将来
・家庭と文学
・近作小説二三について
・独歩氏の作に低徊趣味あり
・何故に小説を書くか
・文学雑話
・日英博覧会の美術品
・夏
・「夢のごとし」を読む
・客観描写と印象描写
・草平氏の論文について
・鑑賞の統一と独立
・好悪と優劣
・博士問題
・坪内博士とハムレット
・つり鐘の好きな人
・文体の一長一短
で、合わせて二一作品あります。すべて第十一巻に収録しています。

●iPhone用目次を追加
 Kindle用電子書籍の目次は二種類あります。一つはKindle PaperwhiteやKindle FireなどのKindleデバイスで表示される目次です。もう一つはepub3で決められた目次で、iPhoneで目次をメニューに表示させるにはepub3の目次が必要です。本書ではそれぞれの作品にアクセスしやすくするために、iPhoneのメニューから書籍の巻頭と作品のタイトルを開けるようにしています。iPhoneのKindleをお使いの場合、メニューをスクロールするだけで、読みたい作品に簡単にアクセスできます。

●主要作品を発表年代順のリスト
 夏目漱石の代表作を発表順に並べてそのリストから作品のタイトルページにページジャンプできます。代表作を発表順に読みたい場合にご利用ください。作品の紹介がWikipediaにある場合はそのWebリンクも用意してあります(Kindleアプリの内部ブラウザでWikipediaのページが開きます)。

一九〇五年(明治三八年)
  一月 「吾輩は猫である」を『ホトトギス』に発表(翌年八月まで断続連載)。[Wikipedia]
  一月 「倫敦塔」を『帝国文学』に発表。[Wikipedia]
  四月 「幻影の盾」を『ホトトギス』に発表。
  七月 「琴のそら音」を『七人』に発表。[Wikipedia]
  九月 「一夜」を『中央公論』発表。[Wikipedia]
  九月 「薤露行」を『中央公論』発表。
一九〇六年(明治三九年)
  一月 「趣味の遺伝」を『帝国文学』に発表。[Wikipedia]
  四月 「坊っちゃん」を『ホトトギス』に発表。[Wikipedia]
  九月 「草枕」を『新小説』発表。[Wikipedia]
 一〇月 「二百十日」を『中央公論』に発表。[Wikipedia]
一九〇七年(明治四〇年) 
  一月 「野分」を『ホトトギス』に発表。[Wikipedia]
  六月 「虞美人草」を朝日新聞に連載( - 一〇月)。[Wikipedia]
一九〇八年(明治四一年) 
  一月 「坑夫」『朝日新聞』に連載( - 四月)。[Wikipedia]
  六月 「文鳥」を朝日新聞に連載。[Wikipedia]
  七月 「夢十夜」を朝日新聞に連載( - 八月)。[Wikipedia]
  九月 「三四郎」を朝日新聞に連載( - 一二月)。[Wikipedia]
一九〇九年(明治四二年)
  一月 「永日小品」を『朝日新聞』に連載( - 三月)。[Wikipedia]
  六月 「それから」を『朝日新聞』に連載( - 一〇月)。[Wikipedia]
  一〇月 「満韓ところどころ」を『朝日新聞』に連載( - 一二月)。[Wikipedia]
一九一〇年(明治四三年) 
  三月 「門」を『朝日新聞』に連載( - 六月)。[Wikipedia]
一九一二年(明治四五年)
  一月 「彼岸過迄」を『朝日新聞』に連載( - 四月)。[Wikipedia]
一九一二年(大正一年) 
  一月 「行人」を『朝日新聞』に連載( - 一九一三年一一月)。[Wikipedia]
一九一四年(大正三年)
  四月 「こゝろ」を朝日新聞に連載( - 八月)。[Wikipedia]
 一一月 「私の個人主義」を学習院輔仁会で講演。
一九一五年(大正四年) 
  一月 「硝子戸の中」を朝日新聞に連載( - 二月)。[Wikipedia]
  六月 「道草」を朝日新聞に連載( - 九月)。[Wikipedia]
一九一六年(大正五年) 
  五月 「明暗」を朝日新聞に連載( - 一二月)。[Wikipedia]

●JIS X2013に含まれない漢字はすべて画像化
 「趣味の遺伝」や「思い出す事など」にはJIS X2013には含まれない文字が使われています。この中には存在しない漢字もありますが、ユニコードには含まれていても日本語の漢字コードの存在しない文字があります。ユニコードに含まれている文字は、表示に使用されるフォントにその文字が含まれていると表示されますが、指定したフォントに含まれていないと、表示されないかあるいは別のフォントに変換されてしまいます。iPhoneではヒラギノ明朝を指定すると、JIS X2013に含まれない漢字はヒラギノゴシックで表示されてしまいます。本書では明朝体で読むことを前提にJIS X2013に含まれない文字はすべて、解像度の高い画像として埋め込んでいて、そのまま違和感なく明朝体としてお読みいただけます。


 本書は夏目漱石の作品を快適に読めるように配慮して電子書籍を作成しています。是非、無料のサンプル版をダウンロードしてご確認ください。