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太宰 治全集 決定版 全253作品 (インクナブラPD)

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: Incunabula.Inc.
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 本書は太宰治のほぼ全作品を収録した電子書籍の決定版です。単に太宰治の作品をKindleで読めるようにしただけではなく、より使いやすく読みやすくするために配慮しています。

●ちくま文庫版『太宰治全集』に準拠、全253作品を収録
 作品を単に一冊の電子書籍にまとめるだけでなく、紙の書籍と同じような読了感を得ていただくために、全体の構成をちくま文庫版『太宰治全集(全十巻)』に準拠しました。一冊の電子書籍ではなく十冊の本からなる電子書籍です。それぞれの書籍には表紙を付けてあります。『太宰治全集』に収録された作品はすべて掲載しています。
 ちくま文庫版『太宰治全集』に収録されていない作品は第十一巻としてまとめました。収録数は全253作品です。
 それぞれの作品のタイトルは実際の書籍と同じようにするために、作品のタイトルに1ページを割いて、タイトルはページのセンターに配置してあります。

●青空文庫にない「赤心」や「革財布」も収録
 本書には青空文庫にはない作品も掲載しました。数少ない太宰の長編「左大臣実朝」の前振りともいえる「赤心」、「革財布」は落語の「芝浜(三遊亭圓朝の三題噺の一つ)」をネタにした小品。昭和十九年の作品で、内容が権力におもねった印象があるためかどうかはわかりませんが、青空化されていません。さらに十七歳で旧制青森中学『校友会誌』に書いた処女作「最後の太閤」も第十一巻の巻末に収録しました。

●iPhone用目次を追加
 Kindle用電子書籍の目次は二種類あります。一つはKindle PaperwhiteやKindle FireなどのKindleデバイスで表示される目次です。もう一つはepub3で決められた目次で、iPhoneで目次をメニューに表示させるにはepub3の目次が必要です。本書ではそれぞれの作品にアクセスしやすくするために、iPhoneのメニューから目次ページにアクセスできるようにしています。iPhoneやAndroidのKindleアプリをお使いの場合、メニューから簡単に目次ページにアクセスできます。

●JIS X2013に含まれない漢字はすべて画像化
 本文中にはJIS X2013以外の漢字やユニコードにも存在しない漢字があります。それらの漢字は作字して画像として埋め込んでいます。外字にはユニコードに含まれていてもJIS X2013には用意されていない字形もありますが、それらの文字はiPhoneで表示すると、強制的にゴシック体に置き換えられてしまいます。本書ではそれらも含めてJIS X2013に存在しない漢字はすべて明朝体の外字として表示されますので、明朝体のままお読みいただけます。

●主要作品を発表年代順のリスト
 太宰治代表作を発表年代順に並べたもです。作品名をタップするとタイトルページが開きます。代表作を発表順に読みたい場合にご利用ください。作品の紹介がWikipediaにある場合はそのWebリンクも用意してあります(Kindleアプリの内部ブラウザでWikipediaのページが開きます)。

一九二三年(大正十二年)
  三月「最後の太閤」を『旧制青森中学 校友会誌』に発表
一九三三年(昭和 八年)
  二月「列車」を『サンデー東奧』に発表。
  三月「魚服記」を『海豹』に発表。
  四月「思ひ出」を『海豹』に発表。( - 六月七月)
一九三四年(昭和 九年)
  四月「葉」を『鷭』に発表。
  七月「猿面冠者」を『鷭 第二輯』に発表。
 一〇月「彼は昔の彼ならず」を『世紀』に発表。
 一一月「ロマネスク」を『青い花』に発表。
一九三五年(昭和一〇年)
  七月「玩具」を『作品』に発表。
  九月「猿ヶ島」を『文學界』に発表。
 一〇月「ダス・ゲマイネ」を『文藝春秋』に発表。
 一二月「地球図」を『新潮』に発表。
一九三六年(昭和一一年)
  一月「めくら草紙」を『新潮』に発表。
一九三七年(昭和一二年)
  一月「二十世紀旗手」を『改造』に発表。
  四月「HUMAN LOST」を『新潮』に発表。
 一〇月「燈籠」を『若草』に発表。
一九三八年(昭和一三年)
 一〇月「姥捨」を『新潮』に発表。
一九三九年(昭和一四年)
  二月「I can speak」を『若草』に発表。
  二月「富嶽百景」を『文体』に発表。( - 三月)[Wikipedia]
  四月「女生徒」を『文学界』に発表。[Wikipedia]
  四月「懶惰の歌留多」を『文芸』に発表。
  五月「新樹の言葉」を『愛と美について』に発表。
  五月「秋風記」を『愛と美について』に発表。
  五月「花燭」を『愛と美について』に発表。
  五月「火の鳥」を『愛と美について』に発表。
  八月「畜犬談」を『文学者』に発表。[Wikipedia]
  八月「八十八夜」を『新潮』に発表。
 一〇月「ア、秋」を『若草』に発表。
 一〇月「美少女」を『月刊文章』に発表。
 一一月「皮膚と心」を『文学界』に発表。
 一一月「おしゃれ童子」を『婦人画報』に発表。
 一一月「デカダン抗議」を『文芸世紀』に発表。
一九四〇年(昭和一五年)
  一月「兄たち」を『婦人画報』に発表。
  一月「鴎」を『知性』に発表。
  一月「女人訓戒」を『作品倶楽部』に発表。
  一月「俗天使」を『新潮』に発表。
  一月「女の決闘」を『月刊文章』に発表。( - 六月)
  一月「春の盗賊」を『文芸日本』に発表。
  二月「駈込み訴え」を『中央公論』に発表。[Wikipedia]
  三月「老ハイデルベルヒ」を『婦人画報』に発表。
  四月「誰も知らぬ」を『若草』に発表。
  五月「走れメロス」を『新潮』に発表。[Wikipedia]
  六月「古典風」を『知性』に発表。
  七月「盲人独笑」を『新風』に発表。
  七月「乞食学生」を『若草』に発表。( - 一二月)
 一一月「きりぎりす」を『新潮』に発表。
 一一月「一燈」を『文芸世紀』に発表。
 十二月「ろまん燈籠」を『婦人画報』に発表。( - 一九四一年六月)
一九四一年(昭和一六年)
  一月「東京八景」を『文学界』に発表。
  一月「みみずく通信」を『知性』に発表。
  一月「佐渡」を『公論』に発表。
  二月「服装に就いて」を『文藝春秋』に発表。
  二月「新ハムレット」を執筆。( - 五月)[Wikipedia]
  六月「千代女」を『改造』に発表。
  六月「令嬢アユ」を『新女苑』に発表。
 一二月「誰」を『知性』に発表。
一九四二年(昭和一七年)
  一月「恥」を『婦人画報』に発表。
  一月「新郎」を『新潮』に発表。
  二月「十二月八日」を『婦人公論』に発表。
  四月「風の便り」を執筆
一九四三年(昭和一八年)
  一月「禁酒の心」を『現代文学』に発表。
  一月「黄村先生言行録」を『文学界』に発表。
  九月「満願」を『文筆』に発表。
  九月「右大臣実朝」を錦城出版社より刊行。
一九四四年(昭和一九年)
  五月「津軽」を執筆。( - 七月)[Wikipedia]
 この頃「新釈諸国噺」を『新潮』に発表。[Wikipedia]
一九四五年(昭和二〇年)
  九月「惜別」を刊行。[Wikipedia]
 一〇月「パンドラの匣」を『河北新報』に発表。( - 一九四六年一月)[Wikipedia]
 一〇月「お伽草紙」を刊行。Wikipedia]
一九四六年(昭和二一年)
  二月「貨幣」を『婦人朝日』に発表。
  五月「津輕地方とチエホフ」を『アサヒグラフ』に発表。
  六月「冬の花火」を『展望』に発表。
一九四七年(昭和二二年)
  一月「トカトントン」を『群像』に発表。
  三月「ヴィヨンの妻」を『展望』に発表。[Wikipedia]
  五月「女神」を『日本小説』に発表。
  七月「朝」を『新思潮』に発表。
  七月「斜陽」を『新潮』に発表。( - 一〇月)[Wikipedia]
一九四八年(昭和二三年)
  五月「桜桃」を『世界』に発表。
  六月「人間失格」を『展望』に発表。( - 八月)[Wikipedia]
  七月「グッド・バイ」を『朝日評論』に発表。