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時の眼―タイム・オデッセイ (海外SFノヴェルズ)

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 早川書房
Amazon.co.jpで確認
   『2001年宇宙の旅』のアーサー・C・クラークとスティーブン・バクスターによる傑作SF。2人の談話などを収録したCD-ROM付き。
時のオデッセイ ★★☆☆☆
イギリスにおける、師弟の共著です。
実際には、スティーヴン バクスターがメインで書いているのでしょう。
まぁ、濃厚ですね。
オデッセイシリーズというのでしょうか。
宇宙から時に変更になったため、板型から、球体に変更です。
宇宙のどこかの超知性に介入された地球は、いろいろな年代にパッチワークされてしまいます。
さて、超知性は、何を考えているのか・・・・
パッチワークされた地球の描写は、さすがです。
ただ、やっぱりストーリーとして盛り上がりにかけるかな。
最近は、こんな本格的なSF(まさにSF!)に、なかなか出会えないので、貴重な1冊です。
物語は、続くようです。でも、今回の話とどれくらいリンクするのか疑問です。
ま、SFファンならば、課題図書でしょう。
作者の名前からは想像もできない駄作 ★☆☆☆☆
説明が多くてテンポが悪く、出だしから非常にかったるい。さすがに中盤になると少し物語が動き始め、登場人物が勢ぞろいする。と同時に、終盤のクライマックスに何をやる気なのか丸わかりになってしまうという、ありがたくて涙が出る展開に。どっちが勝つかまであからさまにわかるんだから、これ以上読む必要ないじゃん!

登場人物の顔ぶれを見て、なんかどこかで読んだことがあるような……と思ったが、『リバーワールド』から面白い部分を削除するとこんな感じか? せっかく歴史上の大人物たちが揃って登場するのに、視点が数人の現代人からほとんど動かないから、なんだか醒めた描写ばかりが続いてちっとも盛り上がらない。

で、しまいには、第二部に続く謎を放り出してオシマイ。物語的にちゃんと締めようとか、そういう意図がまったく感じられない。だったら別々じゃなくて、1冊の上下巻として出せばいいのに。

というわけで、駄作。読む価値なし。
人類は戦いをやめることができるのか。。。 ★★★☆☆
西暦2037年、アフガニスタンとパキスタンの国境を飛行中の国連平和維持軍のヘリが墜落。が、そこにはロシアの南下を牽制する為に派遣された19世紀後半の大英帝国の軍が駐留していた。同時刻、宇宙ステーションから降下体勢に入っていたソユーズでは地上からの交信が途絶える。
大英帝国軍と合流した平和維持軍のクルーはソユーズから送られてくる地理や気候の情報から地球が人類の誕生から2037年までの様々な年代のモザイク状の惑星となっていることを知る。

謎を解く鍵は中空に浮かぶ球体“Eye”とバビロンから発信される謎のビーコン。

大英帝国軍はインド遠征中のアレクサンダー大王の軍と合流しバビロンを目指す。一方、中央アジアに降下したソユーズのクルーはチンギス・ハーンの軍隊に捕らえられ、バビロンを目指す事になる。

バビロンを舞台に世界帝国を築き上げた2人の英雄が一触即発の状態に。。。

ストーリーの他にアレクサンダー大王、チンギス・ハーン、ルディ・キプリング、耶律楚材等、実在の人物や古代バビロニアの描写など歴史好きの人にも楽しめるようになっている。また、モザイク状に繋ぎ合わせたことによる気候の変動や異なる時代の人間の接触により起こる微生物感染の記述もあったり、モンゴル兵がマンモス狩りをするシーンなど想像力をかき立ててくれる。

欲を言えば、耶律楚材とキプリングに『人はなぜ戦うのか?』という問答をさせて欲しかった。

続編では平和維持軍のクルーの一人“Bisesa"が引き続き登場するようだが、アレクサンダー達のその後も知りたい。