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大菩薩峠(全41巻)、法然行伝、他

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: サキ出版
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本書は、青空文庫より以下を収録しています。
 ◆大菩薩峠(全41巻)
  ■大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻
  ■大菩薩峠 02 鈴鹿山の巻
  ■大菩薩峠 03 壬生と島原の巻
  ■大菩薩峠 04 三輪の神杉の巻
  ■大菩薩峠 05 龍神の巻
  ■大菩薩峠 06 間の山の巻
  ■大菩薩峠 07 東海道の巻
  ■大菩薩峠 08 白根山の巻
  ■大菩薩峠 09 女子と小人の巻
  ■大菩薩峠 10 市中騒動の巻
  ■大菩薩峠 11 駒井能登守の巻
  ■大菩薩峠 12 伯耆の安綱の巻
  ■大菩薩峠 13 如法闇夜の巻
  ■大菩薩峠 14 お銀様の巻
  ■大菩薩峠 15 慢心和尚の巻
  ■大菩薩峠 16 道庵と鯔八の巻
  ■大菩薩峠 17 黒業白業の巻
  ■大菩薩峠 18 安房の国の巻
  ■大菩薩峠 19 小名路の巻
  ■大菩薩峠 20 禹門三級の巻
  ■大菩薩峠 21 無明の巻
  ■大菩薩峠 22 白骨の巻
  ■大菩薩峠 23 他生の巻
  ■大菩薩峠 24 流転の巻
  ■大菩薩峠 25 みちりやの巻
  ■大菩薩峠 26 めいろの巻
  ■大菩薩峠 27 鈴慕の巻
  ■大菩薩峠 28 Oceanの巻
  ■大菩薩峠 29 年魚市の巻
  ■大菩薩峠 30 畜生谷の巻
  ■大菩薩峠 31 勿来の巻
  ■大菩薩峠 32 弁信の巻
  ■大菩薩峠 33 不破の関の巻
  ■大菩薩峠 34 白雲の巻
  ■大菩薩峠 35 胆吹の巻
  ■大菩薩峠 36 新月の巻
  ■大菩薩峠 37 恐山の巻
  ■大菩薩峠 38 農奴の巻
  ■大菩薩峠 39 京の夢おう坂の夢の巻
  ■大菩薩峠 40 山科の巻
  ■大菩薩峠 41 椰子林の巻
    +
 ◆法然行伝
 ◆百姓弥之助の話 01 第一冊 植民地の巻
 ◆生前身後の事
 ◆「峠」という字
 ◆武州喜多院
 ◆山道
 ◆余は大衆作家にあらず
 ※新字新仮名
 ※縦書き
 ※目次付き
 ※kindle端末移動メニュー目次:2階層表示対応


著者について
 中里 介山(なかざと かいざん、男性、1885年(明治18年)4月4日 - 1944年(昭和19年)4月28日)は、
日本の小説家。本名は、中里 弥之助。
 甥に、ロシア・ソビエト文学者の中里迪弥(なかざとみちや)。

大菩薩峠について
 『大菩薩峠』(だいぼさつとうげ)は、中里介山作の長編時代小説。1913年~1941年に都新聞・毎日新聞・
読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大巨編。
 幕末が舞台で、虚無にとりつかれた剣士・机竜之助を主人公とし、甲州大菩薩峠に始まる彼の旅の遍歴と
周囲の人々の様々な生き様を描く。連載は約30年にわたり、話は幕末から明治に入らずに架空の世界へと迷
い込み、作者の死とともに未完に終わった。作者は「大乗小説」と呼び、仏教思想に基づいて人間の業を描
こうとした。世界最長を目指して執筆された時代小説で、大衆小説の先駆けとされる不朽の傑作である。(
ちなみに、現在の世界最長小説はヘンリー・ダーガー作の『非現実の王国で』で、最長時代小説は山岡荘八
作の『徳川家康』である)
 同時代では菊池寛、谷崎潤一郎、泉鏡花、芥川龍之介らが賞賛し、中谷博は文学史上において大衆文学の
母胎と位置付けた。戦後にも安岡章太郎「果てもない道中記」をはじめ数多くの研究や評論が展開されてい
る。

あらすじ
 時は幕末(安政5年)、江戸から西に三十里離れた甲州裏街道(青梅街道)の大菩薩峠で、一人の老巡礼が
武士机竜之助に意味もなく斬殺される。老巡礼の孫娘お松は、通りがかった盗賊裏宿の七兵衛に助けられ、
養育される。竜之助は、峠のふもとの武州沢井村の沢井道場の若師範であった。甲源一刀流の師範宇津木文之丞
は御岳神社の奉納試合で竜之助と立ち会うことになっていたが、その内縁の妻お浜は妹と偽って竜之助を訪ね、
試合に負けてくれと懇願する。竜之助は拒絶し、与八にかどわかさせて、お浜の操を犯してしまう。あげくに
竜之助は試合で文之丞を惨殺し、お浜を連れて江戸へ出奔した。
 文之丞の弟の兵馬は仇を討つべく竜之助の後を追う。四年後の江戸で竜之助と兵馬は互いの素性を知らずに
試合を行い、引き分ける。翌年、兵馬から果し状を受け取った竜之助は、悪縁のお浜を諍いの末に切り捨て、
兵馬との試合をすっぽかし、新選組に居場所を求めて京都へ向かう。しかし、竜之助は、近藤と芹沢の争いで
揺れる新選組をよそに、遊郭の里島原で狂乱し、またも失踪する。
 その後、三輪の宝蔵院流の槍術を伝えるという植田丹後守の道場に身を寄せた竜之助は心中者の生き残りで
亡き妻お浜に生き写しのお豊に惹かれる。しかし、竜之助は成り行きで天誅組の変に参加し、十津川郷に敗走
する途中、泊まっていた山小屋で追っ手の放った爆弾が爆発し失明してしまう。竜神村でお豊と再会した竜之助
は、お豊と逃亡。竜之助の世話のために苦しい生活を強いられたお豊が自害したと間の山の芸人お君から聞か
された竜之助は東海道に旅立ち、山の娘たちに助けられ療養するが、ふとしたきっかけで甲府に赴き、夜毎に
辻斬りを仕出かしだす。その後、竜之助は八幡村へ、江戸へと流れるが行き着く先で夜毎に辻斬りを仕出かし
だし、慶応3年秋、白骨温泉に赴く。
 小説は四散した登場人物全員の旅路を詳細に描いていく。数多の登場人物は慶応3年秋の日本各地をいつまで
もいつまでも彷徨い続ける。(未完)

【おもな登場人物】
 ●机竜之助:  武州沢井村出身の浪士。「音無しの構え」で知られる名うての剣客。連続辻斬り犯。失明してからは、ますます夜の通り魔殺人にのめり込む。
 ●お松:  大菩薩峠で竜之助に祖父を殺された娘。七兵衛に助けられる。
 ●裏宿の七兵衛:  大菩薩峠以来、お松を助け育てる男。実は盗賊。実在した青梅の義賊「裏宿七兵衛」がモデル。
 ●宇津木兵馬:  竜之助に殺された甲源一刀流の師範・宇津木文之丞の弟。島田虎之助に師事し、竜之助を仇と狙って旅を続ける若者。
 ●お浜:  甲州八幡村出身で、文之丞の内縁の妻。竜之助と出奔して江戸で同棲し、郁太郎をもうけるが、最期は竜之助に殺された。
 ●与八:  青梅万年橋の水車番。捨て子だったが、竜之助の父禅正に拾われ養われた。
 ●郁太郎:  竜之助がお浜に産ませた子。お浜の死後は、与八に育てられる。
 ●島田虎之助:  幕末にいた実在の剣豪。宇津木兵馬に剣術を指南する。
 ●道庵先生:  十八文を看板する町医者。いつも酔っ払っている。
 ●神尾主膳:  三千石の悪徳旗本。甲府勤番組頭に左遷となる。
 ●お絹:  旗本神尾家の先代の愛妾。お松を神尾邸に斡旋する。
 ●芹沢鴨:  新選組の初代筆頭局長。竜之助を味方に引き入れようとする。
 ●お豊:  お浜に瓜二つの女。心中したが生き残り日陰の身となる。
 ●藍玉屋の金蔵:  お豊に一目惚れし、しつこく言い寄る青年。
 ●お君:  伊勢間の山で「間の山節」を伝承する芸人・お玉。
 ●宇治山田の米友:  伊勢間の山の芸人でお君の幼馴染で槍の名人。
 ●ムク:  お君の忠実な愛犬。黒く大きな犬で強さと賢さを併せ持つ。
 ●がんりきの百蔵:  裏宿の七兵衛を兄貴分と恃む俊足の盗賊。竜之助に右腕を切断された。
 ●お徳:  行商が生業の山の娘の親方。竜之助を介抱し湯治をさせる。

   ~ウィキペディアより