知人の勧めで購入しました。

いままであまり占い？格言とかにあまり興味が無い人生でしたが、いまは毎朝日記を書くとき最後に、その日の易経の内容を書き加えています。タイミングよく格言がズバッとはいってくるときもあり日々重宝しています。

また今まで一方向思い込んだら突き進む型の人間でしたが、『易経一日一言』を読み春夏秋冬、陰陽五行、輪廻転生といった感覚が少し身につき自分の考え方が変わったと思います。

これからも持ち歩き大切にします。

竹村亞希子著の「リーダーのための易経」で初めて
易経に触れたが、三冊目の本書はそのタイトル
通り、毎日ひと言ずつ、易経を学ぶことができる。
ことわざとして耳にしたものもあるが、ほとんどが
初めて耳にする教えばかり。しかし千里の道も一歩から。
毎日ひと言なら覚えられるかもしれないという気になる。
解説もとても分かりやすく簡潔にまとめられているので、
すっと頭に意味までが入ってくる。コンパクトなサイズで
バッグに入れて持ち歩くことができるのが嬉しい。

竹村先生の話を聴くチャンスをいただいた時、易経の素晴らしさを龍にたとえてお話くださり、感激のあまり全身に電気が走りました。それ以来、出されている著書を読み、講演会に参加して、易経の素晴らしさに呑み込まれていきました。そして、こんな本があるといいのになあと思っていたところ、素晴らしい本が出版されました。感謝感激です。今、大変な流れの中に世界中が飲み込まれましたが、「節にありては止まりてそれを悠然と楽しむ。」の易経の教えを大切にしてまいります。ありがとうございます。

竹村さんの易経解説の分かりやすさが濃縮されたような本です。一言あたりの解説が焦点を絞り込んだ内容になっているので、読む側の思考を上手く引き出すようなスイッチの役割を果たしてくれます。

しかも、読み返すたびにそれぞれの文言から感じとられることが異なります。何度も読むことで、易経がまさに「変化の書」であるということが実感できるような作りになっているのがすごいところです。毎日、一言ずつじっくりと読むのでも良いし、全体を通して大きな流れをつかむというような読み方もできて、飽きることがありません。読むたびに、どんどん言葉が繋がっていきます。

易経に触れたいときというのはそれなりに切羽詰っているような状況であることが多いので、サイズがコンパクトで持ち歩けるというのも大きなポイントです。易経は初めてという方は、最初、人生に生かす易経に取り組まれると、言葉の背景を理解しやすくなると思います。