フェルメール絵画集(高画質版)
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(フェルメールについて)
フェルメールは、17世紀のオランダの画家です。ヤン・フェルメールとも呼ばれています。レンブラントと並び17世紀のオランダ美術を代表する画家です。
永く絵画史から忘れられた存在でしたが、19世紀末以降、印象派の画家たちやプルーストなどによって「再発見」され、現在最も人気のある古典絵画の作家の一人に数えられています。
フェルメールは、1632年にデルフトに、絹織物職人のほか居酒屋・宿屋を営んでいた家に生まれました。
1653年、カタリーナ・ボルネスという女性と結婚し、彼らの間には15人の子供が生まれましたが、うち4人は夭折しました。大家族のため裕福ではありませんでした。
フェルメールは画商が本業であったとされ、絵画で生計を立てていた訳ではありませんでした。そのため、モチーフは庶民の生活や風俗がほとんどで、また室内画がほとんどです。(屋外の絵は2点だけ)
また絵画の構図のため、カメラ・オブスクーラ(暗箱)を使用していたといわれています。カメラ・オブスクーラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味で、原理はカメラと同じで、小さい穴を通して暗箱の中のガラス板や壁面に外の景色が映るというものです。
二十世紀の画家ダリは、「フェルメールにはベラスケスでさえ遠く及ばない。フェルメールの完璧を求める熱狂と苦悩は驚くべきものだ」と言って、フェルメールを賞賛しています。
(フェルメール絵画集(高画質版)について)
このフェルメール絵画集には、フェルメールの全37作品をすべて高画質で収録してあります。
絵画の説明及び作者の説明などについては、すべてオリジナルで書き下ろしました。あまり専門的になりすぎないように簡単にまとめてありますので、気軽にお読みいただければ幸いです。