これで良いのか?
★★★☆☆
「アトム」VS「プルートゥ」。
全ての謎が解明。
全8巻とは長かった。
浦沢氏特有の次々に深まる謎の展開、という構成は絶賛したいが、
結末の仕方がいま一つ。
最終回は別冊冊子、という付録とは言えない構成。
これで良いのか?
付録...はないでしょ
★★★★☆
内容はとてもいいのですが,最後の2話を別冊にすることはないでしょう...まとまりが悪く,美しくありません.それに,「付録」ではないでしょうに.
なんとなく切なく
★★★★★
楽しかった。
でも何となく残るこのもやもや感。
何度でも読んで、読んで、読み込んで
行きたい。
きちんと完結してよかった。
★★★★☆
20世紀少年は長引きすぎて若干まとまりがなくなってしまったように感じましたが(好きな作品ではあります)、こちらは非常によくまとまった作品だと思います。
原作は一冊で完結していますが(1巻豪華版のおまけ)、そこからこれだけ話を広げた浦沢さんは流石としかいいようがありません。
ただ、最近は演出がなんだか押し付けがましくなってしまった感もあります。淡々としつつも何だかしみじみとさせられてしまう、そんな描写が浦沢さんの作品の特徴でもあったように思ってたのですが・・・。
ほかの方もおっしゃているとおり、今作でもロボットの憎しみや悲しみなどの感情がやたらと強調されすぎていたように思います。
一方、キャラクターの表情の描写は相変わらずすばらしくて引き込まれてしまいます。
絵に関しては本当に大好きな作家さんなのでこれからも頑張っていただきたいです。
Billy Batも発売しましたし。
余談ですが個人的には最後の2話を別冊付録としたのは、全部通して読むときに面倒くさくてあまり嬉しくないです。豪華版を集め続けてたので通常版を買うわけにもいかなかったのですが^^;
全巻一気に読みたい
★★★★★
リアルタイムで1冊ずつ買って読んでいましたが、
この最終巻が出たタイミングで全巻通して読める人は
幸せだなあと思います。
各1冊ずつに感動するエピソードがちりばめられていて、
もちろん1冊ずつ読む楽しみもあると思うのですが、
謎の答えに対する納得感が一気に読んだ場合のほうが
はるかに高いだろうと思います。
とにかく私も今は最初から読み直したい!!
そして手塚治虫の火の鳥がとても好きだった私としては、
全編とおして火の鳥へオマージュと思しきエピソードがたくさん見受けられて、
それだけでもウルリときてしまいました。
手塚治虫のエピソードを浦沢直樹的表現手法(感動を呼び起こしやすいですよね!)
で広げてあって、さらにウルリというか・・・、
背景となった話を思い出したりとかして感動倍増。
話としての長さもちょうどよく、
よって物語の着地点も大きくぶれなかったので満足です。
(20世紀少年とかは長くなりすぎて最後に不満が・・・)
豪華版で買い続けましたが、最終2話の別冊形式もおもしろく、
大切にしたい本となったのでちょうどよかったかなと。
ただ人に貸したくない本になってしまいました。。。
(単行本だと貸して帰ってこなくても買えばいいやですけど)