「コンテンツ・ビジネスって、一体何?」という素朴な疑問から、この本を読み始めたのだが、国によって、あるいはヒトによって解釈が微妙に異なる点がおもしろかった。
逆にこういうことが差別化につながるのだろうと思う。
国家的な認知、法律、諸外国の現状など、さまざまな面からのアプローチで、「コンテンツビジネス」という定義を試みている。
この書で「コンテンツビジネス」を整理し直したところに、未来が見えてくるのでは?
「コンテンツビジネス」について書かれてある本書ではあるが、読んでいるうちに、日本経済の閉塞感とすごくダブってきてしまい、問題点に共通項があるような気がしてきた。