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英語はアジアを結ぶ

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 玉川大学出版部
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:本名信行/著 出版社名:玉川大学出版部 発行年月:2006年03月 関連キーワード:エイゴ ワ アジア オ ムスブ えいご わ あじあ お むすぶ、 タマガワ ダイガク シユツパンブ タマガワダイガクシユツパンブ 4355 たまがわ だいがく しゆつぱんぶ たまがわだいがくしゆつぱんぶ 4355、 タマガワ ダイガク シユツパンブ タマガワダイガクシユツパンブ 4355 たまがわ だいがく しゆつぱんぶ たまがわだいがくしゆつぱんぶ 4355 現代の英語は多国間、多文化間交流を可能にする言語であり、自分の文化を表現する言語である。インド人、タイ人、あるいはインドシナの人々は合掌しながら、英語であいさつするのだ。本書はアジア諸国の人々が英語をどのように使っているかを見ながら、私たちの英語観のオプションを広げようとするものである。 第1章 英語の国際化と多様化-アジアの観点から(英語の普及と変容「世界諸英語」という考え方
アジアの言語事情から、英語を"world Englishes"の観点で捉える ★★★★☆
本書は、アジアの英語使用実態、英語使用頻度、英語教育の現状等を
概観し、アジアにおいては特に、英語は「コミュニケーションの手段」
としての役割が大きいことを主張する。そして、英米の規範に過度に
拘泥することなく、いわゆる"world Englishes"としての英語を日本人
も意識する必要があることを説いた本である。

著者のその主張の背後には、英語はすでに国際化しており、「国際化す
れば、多様化していく」という観念がある。アジア各国は、それぞれの
アイデンティティーが滲み出た英語を堂々と使っている現実があり、
アメリカの後を追いかけてきた日本だが、今後は日本式の英語で堂々と
ツールとして英語を使っていくべきだ、と述べる。
むろん、最初から「ニホン英語」を教えよ、という主張ではなく、英米
の変種をモデルとすべきだが、結果として会得した「ニホン英語」なら
堂々と使うべきである、という主張である。

著者の主張は、分かりやすくストレートである。文も分かりやすく読み
やすい。"world Englishes"という概念を考える材料になる本である。
また、アジア各国の英語の特色や、英語教育の現状も比較的細かく紹介
されているので、こういった点に興味がある方も興味深く読めるだろう。