鬼の女子力 青鬼編
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男女雇用機会均等法施行2年前。
グローバルな生き方を模索していた著者が、就活で初めてぶつかる社会の壁。
自分は何のために生まれ、どこへ向かって生きていくのだろう。
人生のどこかで誰もがつまずく大命題に悩みながらも、ふりかかる難題を機知とユーモア、勇気と行動力で生き生きと強硬突破し、大人の階段を上っていく抱腹絶倒のエッセイ集。
本篇の鬼はまだ青鬼である。若くて、青臭くて、一生懸命。青鬼の金棒は、青春の生き字引とも言える「友」、ほんの少しの「知恵と勇気」と「行動力」、そして溌剌とした「若さ」だけだ。
対して、後編の鬼は赤鬼となる。総合職としての仕事と家庭・育児との両立は、想像してはいたものの、並大抵の大変さではなかった。そこに次々と巻き起こる予想外の出来事と押し寄せる時代の波…。
全編を通して、就活、企業の論理、仕事と家庭/育児の両立、グローバリズム、ダイバーシティー、女性活躍推進、介護等の社会テーマを、ユーモアとペーソスを織り交ぜながら取り上げている。
男女を問わず若い世代に、仕事と家庭に悩んでいるワーキングマザーに、別の人生を歩んだ同世代の女性に、人生を大切にして欲しい全ての人に贈ります。
青鬼編 目次
イントロダクション
第一章 鬼の目覚め
1.グラナダ事件
2.クリスマスケーキ
3.首の皮一枚
4.鬼になった日
第二章 鬼の女子力 就活編
1.ホテルフジタ事件
2.テレビ局最終面接
3.エアライン総合職最終面接
第三章 鬼の女子力 青鬼編
1.自衛隊研修
2.新人配属編
3.走れ、メロス
4.女の味方も女
5.未知との遭遇
6.慣習と闘う
7.別れ
8.ヘンリー・ロイヤル・レガッタ
あとがき