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外科医の手の内: 高速かつ合理的に技術を磨く方法

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
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【目次】
序章 技術を磨くことは人生を楽しむ第一歩
1)メイドインジャパンはなぜ高品質?
2)技術習得はマラソンと真逆
3)優れた技術は後世に伝えられてこそ生きる
4)失敗学を身に着ける

第2章 技術習得の方法論
1)短期集中で繰り返す
2)成果を見える化しプロセスを楽しむ
3)チャレンジ精神を持つ
4)自分を客観視する
5)本番力を鍛える

第3章 未知の分野へチャレンジ -技術習得の処方箋-
1)その分野の常識を知る
2)スピードを重視する
3)高度な技術は分解する
4)情報の目利きになる
5)解説書とインタラクティブな素材を徹底活用する
6)未来の経験を可能な限りシミュレートする

第4章 英語習得の近道
1)まずは自分のなりたい目標を確認する。
2)訳すうちは使えない。話すことを無意識の領域へ
3)資格試験を楽しむ
4)日本人の弱点「羞恥心」を捨てる
5)範囲を絞り専門領域の語彙や知識でオンリーワンになる
6)留学は必要か?
7)話す機会をクリエイトし発信力を鍛える
8)決めゼリフを用意する

最終章 負けない技術習得—さらにその先へー
1)必ず壁にぶつかる。その対処法 —メンターを探すー
2)ワザは盗むものと心得る
3)道は自分で切り開く ―誰もあなたのことだけを考えてはくれない―
4)現実には結果が全て。本番力の鍛え方。
5)そして、最後に最も伝えたかったこと。

【まえがき】
人生をより良く謳歌するためには仕事にやりがいを見出すとともに、時間を忘れて打ち込める趣味をもつことが何より大切です。しかしそれらは天から自然に与えられるわけではありません。個人個人が意志を持って何らかのアクションを起こすことが必要です。

私は外科医です。人体にメスを入れることが法的に許されている唯一の職業です。その社会的責務は大きいと言わざるを得ず、我々の技術はまさに人の一生を左右します。

その技術を磨く過程は外科医のコミュニティではほぼ確立されたものがあるものの実際はなかなか言語化されず一般の方々にもなじみが薄いのではないかと思います。しかし現実には他のあらゆる分野に共通するポイントがあることに気づかされました。

私は2000年に米国に留学する機会を得ましたが、英語には大変苦労しまた文化的相違から辛い思いもたくさんしました。他の優秀な方々とは違い、帰国後何年も経ってから、やっと語学習得にも方法論がわかってきました。そして最近になりさらにその先にもっと大局的な目標を持つことの必要性を自覚するに至りました。

筆者はしがない地方の一外科医です。しかし試行錯誤の中、人並みには技術を磨き後輩へ伝達していく努力はしてきたつもりです。また現代社会に通用する英語力をどのように身につけるのがベストなのか真摯に取り組んでもきました。この一連のプロセスを少しでも多くの方々と共有できればと思い本書を刊行するに至りました。


【著者プロフィール】
川下雄丈
現役外科医・医学博士、専門は消化器外科・日本外科学会指導医・内視鏡外科技術認定医(腹腔鏡手術)、TOEIC満点、英検1級、国連英検特A級、医学英検エキスパート級
遺伝子研究者として渡米し徹底して合理的な技術習得の方法論を学ぶ。
帰国後、開腹手術から切らない腹腔鏡手術という外科学の大きな転換点を経験。同時に医学を含めた社会のグローバル化に対応するために発信力を強化することの重要性を痛感し技術鍛錬の礎として英語道も志す。