思うに、日本もかつては全体的にそうだったように思う。働きながらルールを築きあげてきたと思う。でもその後、築かれたルールに従うことが労働だ、という勘違いが生まれ、仕事に面白みがかけていった。成功体験に縛られて、それ以上のことができなくなってしまった。もうひとつ、効率化という名のもとに、情報を分析する作業を削ってしまったとも思う。三河屋さんは、勝手口まで御用聞きにきて、街角の魚屋さんは各家族の嗜好をしっていて、味噌屋は、その家の味噌のがいつ切れるかを知っていた。それはサービスの品質を高めるのに大いに役立ったろう。日本においてそのような情報活用は昔の話になっている。
サービスも製品(結果)であり、質を高めるための工夫を一人一人が、チームが、追求していかないといけない。それは、変化であり、チャレンジであり、喜びになることである。毎日の繰り返しが退屈で、やる気を出すためのアイデアがこめられている。取り組めば、会社の業績もあげることができそう。