ゴーギャン絵画集 近代絵画
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(第3版について)
2014年5月にアマゾンKindleダイレクトバプリッシングの規約変更により、ファイルサイズの上限が、本の変換・アップロードサイズが最大50MBから650MBに、本の中で使用される画像ファイルのサイズが最大127KBから5MBに緩和されましたので、ほとんどの画像ファイルを高画質のものに変更いたしました。
美しい画像をお楽しみ下さい。
(2014.6.12)
(第2版について)
若干の誤植を訂正しました。
(ゴーギャンについて)
ポール・ゴーギャンは、1848年すなわち二月革命が起こった年にパリで生まれました。
株式仲買の仕事をしながら、23歳ごろから絵を描きはじめました。35歳のとき、仕事を辞めて画業に専念しますが、妻子をかかえ、大変苦しい生活を送ることになります。
1886年から1890年にかけて、南仏ブルターニュ地方のポン=タヴェンに数度滞在します。この地で、ゴーギャンはベルナール、ゴッホたちと親睦を深め、色を単純化した大きな面に分割して描く、サンテティスムという絵画的技法を身につけます。
1888年10月20日、ゴーギャンはアルルのゴッホの強い勧めによりゴッホの元を訪れます。ここで、二人は新生活を始めますが、水と油ほども性格が違い、また絵に対する考え方も違う二人の共同生活は、結局「耳切事件」という悲惨な事件で幕を閉じる事になります。わずか2か月の事でした。
西洋文明に絶望したゴーギャンは、1891年4月、南太平洋のフランス領タヒチに渡ります。彼はそこで66点の絵画と数点の彫刻をしあげますが、貧困や病気に悩まされたあげく、1893年フランスに帰国しました。しかし、フランスはもはやゴーギャンの住むべきところではなく、1895年、彼は再びタヒチに渡航します。
1897年、娘アリーヌが死んだと言う知らせが届き、彼は大きな衝撃を受けます。その苦悩のさなか『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を描いて、自殺を図りますが未遂となりました。
1901年には、さらに未開のマルキーズ諸島に渡り、1903年5月8日の朝、その地で亡くなりました。
(この絵画集について)
この絵画集には以下の通り、制作年代順に油彩画を中心に全201点の作品を収録してあります。一部の絵には、解りやすい解説をつけました。絵を楽しむことを第一に考え、あまり専門的になりすぎないように、気軽に読めるように配慮しました。
Kindleファイルの制限により、1画像の大きさは127kバイトまでとなっています。そのため画面の大きなデバイスでは若干小さく見えることがあります。また画面設定が出来る場合は出来るだけ背景を黒くしてご覧になることをお勧めします。絵が引き立って見えます。
第一章、1885年までの作品
1875年 3点
1878年 2点
1879年 2点
1880年 4点
1881年 3点
1882年 3点
1883年 3点
1884年 6点
1885年 6点
計 32点
第二章、ポンタヴェン、マルティニーク島、ゴッホ
1886年 9点
1887年 8点
1888年 23点
1889年 20点
1890年 9点
計 69点
第三章、1891年以降の作品
1891年 17点
1892年 19点
1893年 8点
1894年 9点
1895年 1点
1896年 14点
1897年 5点
1898年 6点
1899年 6点
1901年 6点
1902年 7点
1903年 2点
計 100点
(アートクラシックスについて)
アートクラシックスは、広く世界の古典絵画を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、見やすいレイアウト
適切な改ページで区切って、Kindleはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの鑑賞に最適化しました。また、絵画の一つ一つに索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
2、解りやすい解説
一部の絵には、解りやすい解説をつけました。絵を楽しむことを第一に考え、あまり専門的になりすぎないように、気軽に読めるように配慮しました。
3、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。画集と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。
5、手に入れやすい価格
アートクラシックスは、KDPの規約による制限(ファイルサイズにより最低価格が決まっている)内での最低価格でお届けします。3MBまでは100円、3MB以上10MBまでが200円、10MB以上になると300円となっています。