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カムイ外伝 (4) (小学館文庫)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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忍と剣。 ★★★★★
旅を続けるカムイ。
住居の定まらない者は、当時も今も警戒されます。
そういう住所不定の者は、危ない場所に身を潜めるため騒動に出くわします。
カムイは目立たないように難を切り抜けていきます。

前半は「はんざき」後半が「黒塚の風」になっています。

「黒塚の風」は、柳生一族が登場します。
かなりの分量で、柳生が関わってくるプロローグとなっています。
非常にディティールを丁寧に描いているので、複雑な絡みも理解しやすくなっています。
但し、順を追ってゆく必要は在るかと思いますが。
ここで「試し切り」が描かれるのですが、文章で読んだときには実感を持たなかったものが、
絵に表されますと、言葉に肉がついたように響いてきます。
圧巻です。
名作【黒塚の風】のエピソードが始まります。 ★★★★☆
「決定版カムイ伝全集」(決定版カムイデン全集 カムイ伝 外伝 11巻セット)が
出てしまった現在に於いて、 この『叢書版』の役目は、もう済んだのかも知れません。

『カムイ外伝』とは・・・・・ 理不尽とも云える忍者社会に属してしまった主人公“カムイ”。
彼が“抜忍”となってからの苦悩と、彼を取り巻く“人間模様”を描いたエピソード集。

本書『カムイ外伝(4)〔小学館叢書〕』から、【スガルの島】に次ぐ名作【黒塚の風】のエピソードが始まります。

あの似てない人を使って、もう映画作っちゃちゃ駄目よ。(笑)

この『叢書版』シリーズ、せめて表紙は作者の原画を使用していただきたかった。
だが、この表紙も渋い魅力があって良いとも思う。
大感動作「黒塚の風」収録 ★★★★★
この巻の後半から、次巻にかけて収録されている「黒塚の風」は、「スガルの島」と並んで自分がこのシリーズで最も好きな作品です。この作品ではカムイの高潔な精神が、これ以上ないほどの形で、感動的に描き出されます。これほどの人情物語は他に読んだことがない。自分にとって何の役にも立たないことに、命を懸けられる男。もう一編の「はんざき」は、知的障害、近親相姦なども扱った、白土先生にしか描けないだろう問題作。
漫画を超える! ★★★★★
世の不条理、自由への戦い、人間の本質といったものがすべて含まれていて漫画では収まらない大作。
漫画を超える! ★★★★★
世の不条理、自由への戦い、人間の本質といったものがすべて含まれていて漫画では収まらない大作。