最初、うまく行ってしまった人ほど、買い。
★★★★☆
この作品に関するマイナス評価の殆どが、
「ここまでトントン拍子にいくわけがない」
「現実味にかける」といった点だと思いますが、
これは、ありえるな、というのがあり得てしまった身からの感想です。
理屈やら手順やら社会的なノウハウすっとばして、
身に余るほどの幸運ってのは突如めぐってくるもので、
それに怖気づくか乗るか、反るか。
そこで確信犯的に乗るか、うっかり流されて乗るかは、
実はどうでもよくて、
乗ってしまった後、一体何が待ち受けているか。
そういった世界について、かなりリアルに描いていて、
説教臭さは確かにありますが、作者の槇村さん自身、
うまいこと波に乗れたからこそ言える言葉が満載、といった作品。
今、中間管理職以上の立場にある独身女性には、
共感できるものがあるのでは?と思います。
※とはいえ、ある意味上から目線で荒っぽい描写があるのは確かだとは思います。
まっきー末期
★☆☆☆☆
槇村さとるの本はリアルに拘る癖にリアルでない。本人にマトモナ社会経験がないせいかもしれんが、いまどきその宴会芸ってどーよ。。。?末期がそういうの好きなのは分かったよ。。。ゆーこが好きなのもわかったよ。。。本当に槇村さとるって痛い人だわ。。
面白いですが
★★★☆☆
面白いのですが、販売員としてはリアリティーに少し欠けていると思います。 あんなに一朝一夕にトントン拍子に何でもかんでもうまくいって、認められるのは如何がなのですかね?特に主人公は自分で凄く努力していないし。あえていえば、マラソンぐらい。 漫画だからしようがないけれど、槙村さんのこの漫画は少し深みがない。もっと取材や資料を集めてから描いてほしい。 なんちゃってプラダを着た悪魔な漫画です。 でも、販売員以外のかたでしたら普通に楽しむ事が出来る漫画です。 もっと、面白い販売員漫画を描いて下さる漫画家さんがいると良いのですが。
名言あります!!
★★★★★
気に入ったのは推定年齢55歳の「モードババア」こと婦人服統括部長、神保美姫様が主人公の女性に郵便物の仕分けを命じるときに言った言葉。
***
一番重要なのはだれと出会うか
次に重要なのは信頼に応えること
相手にしてはいけないのは
他人を利用しようとする者
他人に犠牲を求める者
やわらかくはっきりと拒否する
***
ああ、これがいいなと私も思いました。
ボランティアで心も動かされもしない人のために時間を取るのは嫌だ、どんな人でも自分の心を動かしてくれる人と会おう、その人の言葉を聞こう、と強く思ったことでした。
やや説教くさいが…
★★★★☆
説教くささは彼女の作品の特徴だから致し方なし…
今回は百貨店の婦人服売り場で働くお年頃の女の子のお話し
まあまあ、リアル。
集英社のファッション誌編集あたりの伝手?でしっかり取材はされている感じ
さらに彼女は10年くらい前に
仏版VOGUEの増刊にイラストを数頁に渡って書き下ろし特集をくまれた実績もあり
たまーにご本人も日本のファッション誌にご登場されている。ファッション好き
なのであろう(何の作品だったか忘れたが、マノロの実際の新作を履いてる
キャラがいたことがあった)
1巻ではふとん売り場からの突然の移動で婦人服売り場になじむまでが
描かれていて、この第2巻では早くも婦人服売り場で活躍を始める
しかし、自分探し中のキャラ設定のため最終ゴールをどこに設定
されているかはまだ全く謎。そこがリアルだったりはするが…
第3巻もとりあえず期待