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サークル・オブ・マジック―魔法の学校

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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シンプルで楽しめる「魔法モノ」です ★★★★☆
『純粋な魔法モノ』として、お勧めできる一冊です。

主人公の少年ランドルは騎士見習い。たまたま城にやってきた魔法使いの魔法にショックを受け、城を去った彼を追いかけて行き...といった、お決まりのような展開で話は始まります。ですが、この「騎士見習い」であった、という部分が結構、彼のその後に影響しています。騎士見習いであったわけですから、魔法学校では、しっかり「オチこぼれ」です。でも、こつこつこつこつ、本当に地道に勉強してます。かなり、根はまじめ。突然現れた旅人を、全てを捨てて追いかけていく、というような、かなり大胆かつ後先考えないタイプかと思えば自分の人生を結構心配しながらも、「魔法使いにしかなりたくない」とか言ってるし。性格的には「騎士」のまんまです。「約束を守る」とか、「嘘をつかない」とか、「自分の命を賭して」みたいな。かなりお役所的な魔法学校の決定にもすんなり従ってるし。死にますって、まじで!とこっちが思うのにー。そんな主人公の周りの人も、結構単純なタイプが多く、ストーリーもシンプルで、素直に楽しめるものになってます。それでいて、「騎士(見習い)だった時には見えなかった」部分に気づくようになっていたり、主人公がしっかりと成長していて、「そのうち、息子に読ませるのにいいかなー」と思いました。
面白い!! ★★★★★
ハリーポッターの原点?的なキャッチフレーズを見て呼んでみると読みやすく話がスラスラすすむので読みやすいです!
独特の魔法使いの規律。予言。学校生活。先生。優しい仲間たちがみどころです!!
(良くも悪くも)子ども向け ★★☆☆☆
 第二巻の「邪悪の彫像/王様の劇場」までしか読んでいないのですが…

 ひとつひとつの章というか、エピソードが何の関連も(脈絡も)なく、進んでいきます(例えば主人公を殺そうとしたラーグ先生が、どう心変わりしたのか、なぜか突然主人公を助けちゃったりします)。どうも、複雑に絡み合って謎が最後に解決する、という類のお話ではなさそうです。

 仮に「魔法使い」が現実にいるとして、魔法学校で日々勉学に励んだり、わざわざ旅に出て厳しい修行をしている「魔法使い」が魔法を使って大道芸をしたり、劇場の演出をするなんて、そんなことってあるでしょうか?? 厳格な試験を合格した、選ばれし魔法使いも、やってることが大道芸や劇場の演出っていうのではあまりにもショボすぎるし、そのギャップの大きさに私自身は違和感をすごく感じました(そんなことが「修行」になるんでしょうか?)「魔法使い」の存在意義って何なんなの?と何度もツッコミながら読んでいました(分かってますよ。様々な困難を乗り越えて成長していく主人公が、最後に世界を救うお話なんでしょ!?)。

 話が複雑なわけではないので、誰でもさくさく読める、(いい意味でも悪い意味でも)子ども向けのお話という印象です。でも、大人が読んで本当に楽しめるかというと、?をつけざるを得ないですね。
 
単純さ故の説得力 ★★★★★
魔法使いに憧れた貴族の少年ランドルが、魔法学校に入学。
けれど、ろくに魔法も使いこなせず、
落ち零れのレッテルを貼られているランドルこそが、
実は大きな可能性を秘めた少年だった…という、
お決まりのパターン、ファンタジー小説なわけですが、
この少年、なかなかに骨太な性格をしています。

自分から魔法使いになりたいと願っただけの根性は持ち合わせており、
ただの我儘な少年でないことにとても好感を抱きます。
特に良いな、と思ったことは、魔法使いになる前の騎士修行が、
彼の魔法使いになった上で彼を支え、助けていること。
それまでの人生を切り捨てるのではなく、糧として歩む姿は、
最後には勇ましいなあと思わずにはいられません。

話の流れも無駄の無い運びをしていて、月日の流れの速いことに違和感を覚えません。
込み入った説明を長々とせずとも、物語に深みを与えるという点において、
フルマークを付けたいなと思います。
ラストシーン・・・ ★★★★★
はじめの6ページを読んで、ぐいぐいぐいっと物語に引き込まれていくのが分かりました。
ほんとうに、ぐいぐいぐいっと。
それほどの力は十分にあると思います。
タイトルからして魔法のことが書かれているのに、始まりに主人公は剣術の練習をしている。
そのところから「あれ?」と。
そして、どんどん読み進めるうち、気が付けば最後のあとがきを読んでいる始末。

文章がとても分かりやすく、考えもしないのに次から次にまるで映画を見ているかのように物語が進みます。
とくに、ラストの二転三転する場面では、ハラハラがとまりませんでした。

息抜きにでも良いので一度読んで見てください!