まさに完結編!
★★★★☆
オクシタニアでウォルターと再会したランドルは、ウォルター一行の護衛として、帰路の旅を共にすることになる。エクター男爵の陣営まで軍資金を運んで行ったランドルたちは、以前、トーナメントで会ったサー・ギョームと再会する。そして、敵の陣営には、強い力を持った魔法使いがおり...。
かつてのルームメイトであり、仲の悪かったあの男が出てきたり、トーナメントでウォルターを襲った人物がわかったり、とこれまでの総仕上げともいうべき展開になっています。そして、荒れた国を元に戻し、平和を取り戻すための戦いに勝つことはできるのか?悪魔の王子エラムとの決着は?気になっていた全てがこの一冊に凝縮。まさに完結編にふさわしい内容になっています。
大満足の完結編
★★★★★
1巻目からランドルと共に旅をしてきたストーリーも終焉を迎えます。読み終えて思うと1巻目からこの最終章への布石がいくつもありました。展開が速いので謎のまま残っていた部分も今回はっきりと解決します。最初のページからどんどん惹き込まれてハラハラドキドキの連続、さらにオールキャスト勢ぞろいって感じのラストまで一気読みしてしまいました。ラストは色々な名場面を思い出しながら読んでしまいました。ハリーポッターなどの原点とも言われてるこのシリーズは絶対に必見です。
ランドル、リース、ウォルターの旅をもっと見たいというリクエストに答えてか、ハリー・ポッターなどのファンタジーブームに刺激されてか分からないけど、14年ぶりに続編が発売されました。ファンとしては2度とランドルと旅を出来ないと思っていたところに最高のプレゼントになりました。
環が完成する
★★★★☆
シリーズ完結、オールスター出演のこの一冊。
読んでいる間、楽しくて仕方ないです。
たいして長くないし、すぐ読めてしまう(短さより何より続きが気になって読んでしまうし)。
なのに、充足感。もりだくさん。ディテールがきちんとしていて、世界観がしっかりしているからだろうか。
ランドルの必死さ、へとへとでも頑張る姿に胸がどきどきします。
一巻、二巻と読んできて、これでシリーズ完結。三巻目で、環が閉じます。完成します。今までの小さなエピソードを全てカチリとはめて環がぐるっと出来上がります。
読み終えた瞬間から、14年ぶりの新シリーズでランドルたちにまた会えるのが嬉しくてたまりません。今度はどんな環が出来るのでしょう。
映画化してくれ~!
★★★★★
なんでこのシリーズが映画化しないのか不思議なくらいです。最初は母にすすめられて仕方なく読む程度だったのですが、いまではもう友達全員にすすめたいくらいです。続編がでるかは知らないけど、ランドルや仲間たちのその後がしりたいです。
うれしいけど、悲しい・・・・
★★★★★
私もハリポタからファンタジーの世界に引き込まれてしまった一人。そして、最近かたっぱしから魔法関連の外国ファンタジーを読みまくってます!そこで、出会ったのがこの「サークル・オブ・マジック」。とても心のきれいなランドルが自分の信じる道をどんどんと進んでいく中で、大きな冒険、そして天地をひっくり返すような重要な使命を得ちゃいます。ハラハラ・ドキドキの連続で、「あと数ページしかないのに、ちゃんと結末まで行くのかしら??」なんて思いながら、あっという間に読み終えてしまっちゃいました。読み終わったその日は1日呆然としてしまったくらい、「よかったね」と思いながら、もうランドルに会えなくなるのがとっても寂しかったです。