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盗まれた記憶の博物館 (上)

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: あすなろ書房
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知識が膨大 ★★★★☆
ミヒャエル・エンデが見いだしたというだけあって、非常にテーマ性の高いファンタジーでした。
いまの日本の政治にもつながる感じです。
内容的には、既存のファンタジーをつぎはぎして、考古学の知識を加えた作品です。
ものすごい博識、かつ作者はコンピュータが本職なので、そっち方面の知識も異様に豊富。
つぎはぎという点で、少しマイナス、考古学を加えたところで、プラス。
総じて、面白くはありましたが、なにかが足りない気もしました。
つまりは、「恋愛」
子ども向けなので仕方ないと言えば、仕方ないのですが。
エンデほどには心に響かなかった、というところもあります。
しかし、テーマが本当によかったので、おすすめです。
双子の姉弟が大活躍 ★★★★★
博物館から美術品が盗まれ警察が双子の姉弟の家に調べに来る。
なぜ、そこには見知らぬ男の写真が・・・

盗まれていたのは美術品だけではなく人の記憶も盗まれたようだ、こうしてこの物語は始まる。
作者の豊富な知識を理解するのは到底不可能。でもハラハラどきどき、なかなか読ませる本です。
13歳から130歳までの若者が対象 ★★★★★
双子の姉と弟が、意識と無意識のような別世界で、それぞれ活躍します。姉ジェシカは現実世界でインターネット駆使し、弟オリバーは失われた記憶の世界で人脈をひろげ、父親を捜します。オリバーが出会うのは、千夜一夜のシエラザードが持っていたガラス細工の小鳥や、ナポレオンの外套、ソクラテスの弟子などで、読書経験が増せば増すほどキャラクターが見えてくる本なのではないでしょうか。数十年後にまた読もうと思います。
どこまで楽しませてくれるんだ♪ ★★★★★
こんなにミステリアスで楽しいファンタジーはない!!とにかく先が読みたくてたまらない。読み出したら止まらない!!うまく2つの世界を描いているので混乱したりはせず、まるで自分がその世界に入りこんだみたいにドキドキ・ハラハラしてしまう☆

一つの博物館を挟んで2つの世界でそれぞれ姉と弟が奮闘するなんて、物語を2つ読んでるみたいでお得だしとっても楽しい♪

ファンタジーにしては複雑な所も多いので子供よりは大人の方にお薦め!!
これを読まなきゃ損!!

単純かと思いきや… ★★★★★
この本の内容を簡単に言ってしまえば「お父さんを探しに行く旅」という感じでしょうか。私も最初はそんな気持ちで読んでいました。しかし読めば読むほど奥が深い!何気なく出てきた言葉・名前があとあと鍵となったりと読んでいくうちに記憶のパーツがはめこまれるような不思議な感覚が広がります。歴史上の人物や出来事など少し難しい部分もありますが、「あ、ここ授業で出てきた!」とか「へ~!こんな人いたんだ」とか新しい発見などもあり楽しく読めました。この本は、最後までハラハラドキドキの物語のひとつです。