2015/11/26　改訂新版

自己消耗サイクル経営から持続進化経営への企業再生。

あなたの会社は自信に満ちた未来展望とそれを追求する人材・組織の活力に溢れているだろうか？そうでないとすれば、その根本原因はただ一つ。株主価値偏重による自己消耗サイクル経営。

本書は2000年前後からグローバル標準経営として日本社会に浸透した「株主価値と短期業績に偏重した米国型企業経営」によって自己消耗し続ける日本企業経営を、「持続的進化を追求する経営」に大転換する企業再生を提案している。

主要な経営要素である、「成果主義」、「目標管理制度」、「経営評価指標」、「研究開発力」、「組織構造」、「IR戦略」、「企業定義と企業理念」、「マネジメント能力体系と昇格条件」、「CEO育成と選抜体制」について、持続進化を実現する経営戦略を具体的に提起している。

本書の書名「武士道マネジメント」は、持続進化経営を実現する創造力の基盤である、自主自立と社会貢献の二つの意識が、「人間の尊厳」を追求する新渡戸稲造の「武士道」価値観とも合致していることによる。