◆ＡＬＳは乗り越えられる：Ｇシリーズ３巻を読んでもらいたい対象者は、ＡＬＳに限定せず、特に難病患者さん及び家族です。もちろん支援者も！

◆患者が在宅生活を始める時に、患者と家族にはどんな支援が必要なのかを実話で書いています。

◆人工呼吸器をつけるまで、どんな支援者がどんな支援をしたのかを実話で書いています。

◆読むと、この頃の、患者の体の状態や、患者の心理状態が分かり支援の幅が広がります。
※また、この頃、ＡＬＳより恐ろしい廃用症候群をどのようにして防いでいたのか？分かります。

◆人工呼吸器装着前のＡＬＳ患者を知ることは、最適な支援にたどり着く早道です。

◆患者さんには「なるほど、人工呼吸器をつけるとはこういう事なのか」と、思ってもらえたら書いた意味があります。※読んだ後、レビューを書いて頂けたら最高です。

内容紹介
ＡＬＳを乗り越えるために「もがいて」います。
しかし「もがき」ながら、真摯に乗り越える課題に取り組み、その過程で乗り越えるための課題を７～８割解決しています。

体重は３１キロまで激減！　体はボロボロ！　家庭は崩壊の危機！
その時、僕は何を決断した！

振り返ると僕は、多くの患者さんが選ばない道を歩いていました。
でも、この道こそが乗り越える道だったのです。
Ｇシリーズ３、この頃、ＡＬＳになって肉体的にも精神的に１番辛かった時期でした。

Ｇシリーズ３の目次
第１章　夫婦で話し合って決める時期が来ました

項目１　将来の事を真剣に考える時がやって来ました
項目２　このまま行けば必ず家庭も会社も崩壊する
項目３　今後のことについて僕の考えを妻に話しました
項目４　笑顔がなくなった時に在宅生活は崩壊します
項目５　玄三さんの医療は後付だったと言われる理由

第２章　ここから食べる工夫が始まった 　

項目１　会社経営と在宅生活を整える作業は似ている
項目２　先に手を打つからＡＬＳも、大丈夫！
項目３　飲み込めない苛立ちをヘルパーさんに当たる
項目４　むせても何が何でも食べなきゃ！
項目５　シトロエンＣＸと山桃の木

第３章　ＡＬＳの特効薬

項目１　ＡＬＳの特効薬
項目２　顔の表情筋だけは残そうと思いました
項目３　介護の危機管理
項目４　僕が初めて心を開いた看護師さん
項目５　胃ろうを勧められました

第４章　未来を見据えて

項目１　ヘルパーさんと２人でトイレで泣いた
項目２　医師のアドバイス
項目３　食べる事は自分で解決する！
項目４　体重５０％減の３１キロ。突然呼吸困難に陥る
項目５　胃ろうを勧める包囲網が張られた

第５章　命を懸けた選択で今がある

項目１　胃ろうの手術開始
項目２　手術室で何が起こった！
項目３　手術室で胃ろうを拒否
項目４　ＡＬＳの進行に伴った息苦しさが始まった
項目５　僕自身の弱さでしょうか？
項目６　すでに危険な状態だった


ＡＬＳについて
ＡＬＳという病気は謎が多い病気。最初に現れる症状も人それぞれで、進行具合も様々で謎。また、発症年齢も性別もそれぞれ違います。それに加えて、生活環境やＡＬＳの捉え方が人それぞれ違う。こういう事が、ＡＬＳをより難しい病気にしていると考えています。

難しいと言っても、絶望でも、人生終わりでもない。現在、人工呼吸器を装着。在宅で「病人ではなく、生活者として」笑顔で家族と暮らしている。 そういう中で２０１０年に２つ目の会社を設立し、その会社の代表として過ごしています。また「喋れないストレス」も「動けないストレス」もなく、日々の生活も皆さんに見せたいくらいに、普通に過ごしています。