ALS前の自分史: 考え方次第で人生は自由自在になった Gシリーズ
価格: ¥0
◆ALS前の自分史:出発点を読んでもらいたい対象者は、ALSを発病した患者さん及び親族、知人、支援者(医療・福祉・介護関係者)です。
◆自分史ですが、読むと、ALSを乗り越える考え方が発見できると思います。
これまでの常識にとらわれない考え方をして、次から次へと夢を叶えています。
◆常識にとらわれない考え方を知ることは、最適な支援にたどり着く早道です。
◆患者さんには「なるほど、こういう生き方もあるのか」と、楽しんで欲しいです。※読んだ後、レビューを書いて頂けたら最高です。
内容紹介
現在、ALS歴24年ですが、ALSを発病して4年が過ぎた頃、日々、死を意識して、死ぬという恐怖にも脅えながら…。 一日一日を生きていました。
その時「このままでは廃人同様になる!」「本来の僕は、こんなことでへこたれないはずだ!」と思い、ありのままの自分を書いて、自分を取り戻そうと思ったのです。
それで本書を書き始めたのですが、書き進めている中で「これから、どう生きようか?」という迷いがなくなったのです。そして、これまで通り「未来は自分で切り開いて行こう」と思ったのです。ALSを乗り越える時に、役立ったのは原点回帰でした。
僕の経験が、多くの病気や障害を乗り越えるヒントになるかもしれないと思って、この本を書きました。(「はじめに」より抜粋)
目次
第1章 環境が考え方を作る
●能天気な子供のころ
●少年時代1
●少年時代2
●少年時代3
●中学生になって
第2章 良くも悪くも、経験は糧になる
●14才 選択を迫られた日
●新しい絆
●初めて、闘争心にメラメラと火がついた
●結果はついてくる!
●エネルギッシュな高校時代
第3章 自分と社会のギャップを埋める
●人生最初の就職
●僕のせいで全員解雇
●最初の仕事
●叱ってくれる先輩がいた
●人生を変えた女将との出会い
第4章 行動が、人生を変える出会いを生む
●動じない性格に変えてくれました
●羨ましい世界を見た
●三畳一間からのスタート
●我慢が限界を超えた
●畳の下には1万円札がズラリと並んでいた
第5章 失敗しても、やり直せばいい
●見方を変えれば可能性は無限に広がる
●目指すものを見つけた
●口べたな僕
●やり直せば良い
●刑事に励まされ妙な気分
第1章 味方は、一人いれば充分
●妻との出会い
●結 婚
●幸せを実感していました
●焦りと心の葛藤
●学歴ってそんなに大事?
第2章 理屈より勢いが勝る
●不満や不安、焦りがあった
●ピンチの後にチャンスが訪れた
●運命の扉を開けた
●夢を諦めない心
●はやくも3つの夢が叶った!
第3章 次の目標をハッキリ決める
●このままではダメだ、ゼロにする決断!
●ゼロから、手さぐりの再出発!
●諦めなかったから道が開けた
●家族も仕事も大切
●すべてが思い通り
第4章 家族、仕事、趣味も大切
●目標を胸に秘めた充実感
●気分転換に始めたこと
●充実感に溢れた日々
第5章 一千二百万円を一瞬にして失った
●平穏の中での心を痛めた出来事
●社屋と新居も全てが思い通り
●銀行の融資の窓口で
●一千二百万円を一瞬にして失った
第6章 心身共に絶好調の39才 ALS発病前!
●希望の中での試練を乗り越え、社屋完成
●次の目標は、業界で九州ナンバーワン
★番外編 子供達から見て頼りにならない父親
ALSについて
ALSという病気は謎が多い病気。最初に現れる症状も人それぞれで、進行具合も様々で謎。また、発症年齢も性別もそれぞれ違います。それに加えて、生活環境やALSの捉え方が人それぞれ違う。こういう事が、ALSをより難しい病気にしていると考えています。
難しいと言っても、絶望でも、人生終わりでもない。現在、人工呼吸器を装着。在宅で「病人ではなく、生活者として」笑顔で家族と暮らしている。 そういう中で2010年に2つ目の会社を設立し、その会社の代表として過ごしています。また「喋れないストレス」も「動けないストレス」もなく、日々の生活も皆さんに見せたいくらいに、普通に過ごしています。