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ディジタル回路: 理論と設計・製作

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
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 本書を読むことで

1.ディジタル回路の部品をどこで入手できるかを知ることができ,
2.ディジタル回路の基礎理論を学ぶことができ,
3.ディジタル回路の設計・製作ができ

るようになります.

 本書の回路製作にはブレッドボードを用います.部品・線などをブレッドボードに差し込むことで回路を組むことができます.半田付けは一切必要ありません.そのため,

1.回路に間違いがあっても容易に修正でき,
2.回路の作り替えも簡単にでき

ます.


 初めてディジタル回路に触れる人のために,

1.個々の部品には写真・立体図などを付してあり,
2.各章末の製作課題には詳細な解答(動画(のリンク情報),写真,立体配線図など)を付してあります.また,動画を

http://www.mybook-pub-site.sakura.ne.jp/digital_circuit/index.html

に掲載してあります.製作課題の動作確認ができます.

 本書の内容は,筆者が大学の 「電気・電子工学を専門としない」 学生向けに実施してきた電気工学通論の講義内容をまとめたものです.この講義においては前半の約45分を座学とし,後半の約45分を製作演習としています.前半の座学を集中して聴けば,後半の製作課題に直ちに取り組めるよう,試行錯誤を繰り返して作り上げてきた教材です.内容は,「電気・電子工学を専門とする」学生が学ぶ基礎のレベルです.しかし,座学だけの講義を受けた学生と比べると,私の講義の受講生の方がディジタル回路の設計・製作能力ではより優れたレベルに到達できたと自負しています.また,なにより,多くの学生が回路製作を楽しんできました.回路が設計通りに動いたときの喜びが私にも伝わってきました.

 ディジタル回路は「習うより慣れろ」です.作ってみることで分かることはたくさんあります.是非,チャレンジしてみてください.

目次は以下の通りです.

第1章 部品

 1.1 ブレッドボード
 1.2 LED
 1.3 7セグメントLED
 1.4 可変抵抗器
 1.5 ジャンパーコード
 1.6 ディジタルIC
  1.6.1 論理IC
  1.6.2 フリップフロップ
 1.7 抵抗器
 1.8 電池ボックス
 1.9 プッシュスイッチ(タクトスイッチ)
 1.10 部品リスト

第2章 実験用矩形波発生回路

第3章 AND, OR, NOT回路
 3.1 NOT回路
 3.2 AND回路
 3.3 OR回路
 3.4 製作課題1

第4章 論理式
 4.1 基本式
 4.2 べき等則
 4.3 交換則
 4.4 結合則
 4.5 分配則
 4.6 ド・モルガンの法則
 4.7 その他の重要な法則
 4.8 製作課題2

第5章 論理回路設計

 5.1 論理回路設計(2入力のケース)
 5.2 論理回路設計(3入力のケース)
 5.3 製作課題3
 5.4 演習問題

第6章 7セグメントLED駆動回路設計

 6.1 組み合わせ論理回路設計
 6.2 製作課題4

第7章 NAND, NOR, XOR回路

 7.1 NAND回路
 7.2 NOR回路
 7.3 XOR回路
 7.4 製作課題5
 7.5 演習問題

第8章 加減算回路

 8.1 加算回路
 8.2 製作課題6
 8.3 減算回路
 8.4 演習問題

第9章 カルノー図

 9.1 カルノー図と論理式の簡単化
 9.2 製作課題7
 9.3 演習問題

第10章 Dフリップフロップ

 10.1 RSフリップフロップ
 10.2 Dフリップフロップ
 10.3 DフリップフロップIC
 10.4 製作課題8
 10.5 製作課題9
 10.6 DフリップフロップICのクロック応答

第11章 非同期式カウンタ

 11.1 2進カウンタ
 11.2 4進カウンタ
 11.3 製作課題10 (16進カウンタ)
 11.4 製作課題11 (13進カウンタ)

第12章 同期式カウンタ

 12.1 非同期式カウンタの問題点
 12.2 3進カウンタ
 12.3 製作課題12 (同期式5進カウンタ)
 12.4 演習問題

第13章 JKフリップフロップ

 13.1 JKフリップフロップIC
 13.2 非同期式カウンタ
  13.2.1 非同期式4進カウンタ
  13.2.2 非同期式8進カウンタ
 13.3 同期式カウンタ
  13.3.1 同期式3進カウンタ
 13.4 製作課題13 (同期式7進カウンタ)
 13.5 演習問題

第14章 自販機の順序回路設計

 14.1 状態遷移図
 14.2 状態遷移表
 14.3 出力表
 14.4 真理値表・カルノー図
 14.5 設計結果:自販機の順序回路
 14.6 製作課題14 (おつりが出る自販機への改良)

第15章 チャレンジ製作課題
 15.1 製作課題15(電子ルーレット)
 15.2 製作課題16(電子さいころ)
 15.3 製作課題17(150円のジュースの自販機の順序回路)

付録A 製作課題の解答

 A.1 製作課題1(AND, OR, NOT回路)
 A.2 製作課題2(ド・モルガンの法則を確認する回路)
 A.3 製作課題3(回路の簡単化の課題)
 A.4 製作課題4(7セグメント駆動回路)
 A.5 製作課題5(7セグメント駆動回路(その2))
 A.6 製作課題6(2桁の足し算回路)
 A.7 製作課題7(カルノー図による論理式の簡単化)
 A.8 製作課題8(二つのDフリップフロップの動作の違い)
 A.9 製作課題9(二つのDフリップフロップの動作の違い(その2))
 A.10 製作課題10 (16進カウンタの製作
 A.11 製作課題11 (13進カウンタの製作)
 A.12 製作課題12 (同期式5進カウンタの製作)
 A.13 製作課題13 (JKフリップフロップを用いた同期式7進カウンタの製作)
 A.14 製作課題14 (自販機の順序回路の改良)
 A.15 製作課題15 (電子ルーレット)
 A.16 製作課題16 (電子さいころ)
 A.17 製作課題17 (150円のジュースの自販機の順序回路

付録B 演習の解答


著者紹介
1985年名古屋大学大学院工学研究科電気系専攻博士後期課程修了
現在 名古屋大学大学院工学研究科教授・工学博士
専門 電気工学,ソフトコンピューティング