【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:清宮普美代/著 北川達夫/著 出版社名:三省堂 発行年月:2009年07月 関連キーワード:タイワリユウ ミライ オ ウミダス コミユニケ-シヨン たいわりゆう みらい お うみだす こみゆにけ-しよん、 サンセイドウ サンセイドウ 2774 さんせいどう さんせいどう 2774、 サンセイドウ サンセイドウ 2774 さんせいどう さんせいどう 2774 “正解”のない変革の時代。対話的思考で学び合う力こそ、ビジネスと教育の現場を貫く「生きる力」。対話的発想を根幹に据えて、ビジネスと教育の現場を結ぶ「学習・コミュニケーション環境」を創出する。 第1部 問うことから始まる(質問をデザインする多様化のマネジメント問い続ける力)第2部 対話思考のトレーニング(スキル1・メタレベルの合意形成-歩み寄りのポイントを探るスキル2・PISA型読解力-情報を取り出す力・推論の力を鍛えるスキル3・エンパシー型コミュニケーション-相手
「闘うコミュニケーション」にウンザリしている方へ
★★★★★
ビジネスの現場に身を置きながら「闘うコミュニケーション」にウンザリしている人は
多いはず。私もその一人ですが、そういう方には特にお薦め。おそらく自分に自信が
もてるようになります。
本書では、「歩みよるコミュニケーション」の必要性、重要性が説かれていますが、
個人的には「エンパシー型コミュニケーション〜相手の思考プロセスをたどる」という
部分が特に興味深かったです。誰かがそう思ったからには、そう思うなりの理由なり、
原因なりがあったわけで、そこを正しく押える能力、相手の思考プロセスをきちんと
推論できる能力が大事だとの内容ですが(こう書いてしまうと特に新鮮味のない内容
に思えるかもしれませんけど)、この能力は「歩み寄るコミュニケーション」を支える
上で極めて重要だと痛感した次第。この能力が正しく身についているならば、本気で
課題解決を目指そうとする以上、そうそう「闘うコミュニケーション」にはならないはず
だと思うのですが・・・。
とにかく清宮氏、北川氏の対話には知的好奇心を刺激する内容が豊富で、ぐいぐい
引き込まれる。休日の午後、時間を忘れて一気に読み込んでしまった一冊です。
読みやすい
★★★★★
アクションラーニングについて少し、別の本で勉強してから読んだら、すごくわかりやすく、読みやすかったです。相手とどういうポイントでコミュニケーションをとったらよいかということについてもよく分かりました。
driveing each other.
★★★★★
前半は役には立つが、エキサイティングではない。お互いが自分の分野の知識を開陳し続ける。ゴルフ番組のゲストに呼ばれた野球選手の「今のは野球で云えば○○ですね」云々の解説や、オタク二人のかみ合わない会話あるいは自己主張をしている状況に近い。
108ページの最後三行を契機にモードが変わる。一気に話はいろいろな次元に飛躍し、高速なラリーの応酬が始まる。終盤には、どちらの発言か読み返さないとわからなくなるほどだ。
そもそも日本にはセッション的な対話の文化風土があった。当意即妙な和歌のやりとりや連歌、あるいは禅問答や茶のもてなしも「対話」「深いコミュニケーション」が大きなキーではなかったか。
人は一体化して何かを創る瞬間、無上の快感を覚える。クリエイティヴな仕事に限らず、たとえば土木現場にも宿る瞬間。阿吽の呼吸だけでなくスリリングな、相手のドアをノックしながら、自分のドアも開いてゆくプロセス…。
関係性の改善がパフォーマンスの改善につながる、とのくだりがある。また仕事をしたいと思える相手としか、仕事はできないし、いいパフォーマンスも出せない。その関係性こそ「対話ができる相手」ではないか。
タイトルも面白い。対話「流」とは、流れ、フロウの意は当然だが、流儀・流派の意も含まれよう。英訳するとstyleあるいはschool、なるほど教育論たる所以か。
コラボレーションによる新しい「対話」本
★★★★★
米国留学を機に新しい形の組織開発の手法を日本に
導入し、ビジネス界に旋風を吹き起こしている
女性企業家と、北欧での外交官経験を活かし
日本の教育界に新風を吹き込んでいる異色教育家
・教材作家によるコラボ本です。
対話をテーマにした「対話」スタイルの
同書を読むことで、「真の個性」、「人と人との
協働」といったイメージが、共有することが
できるのでは、そんな希望を感じた一冊です。
子供の発言を保護し、"野性的な個性"を"社会的な個性"に育ててくれる学校環境と、
コミュニケーションの基礎「型」を教えてくれる授業の必要性を感じました。
便利です!
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いま非常に興味が高まっている「対話型コミュニケーション」や「対話型問題解決」に関して幅広く網羅されていました。どんな立場の人でもそれぞれの立場で思い当たることや役立つことがありそう。
各ページで語られているトピックに関して、ページ下部分にその分野の良書が紹介されています。それが個人的にはとっても気に入りました。対話型コミュニケーションの入門書として、オススメします。