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Hard Groove

価格: ¥2,625
カテゴリ: CD
ブランド: Verve
Amazon.co.jpで確認
   ジャズとヒップ・ホップのコラボレーションというと硬いビートの上に難解で高尚なソロが乗るというパターンに陥りやすい。しかし、70年代育ち、テキサス出身の天才トランペッター、ロイ・ハーグローブの新作はそうではない。確かに彼はクリフォード・ブラウンやマイルス・デイビス直系のミュージシャンであるが、ディアンジェロやQ-Tip、同郷のエリカ・バドゥといった今をときめくスターたちとも親睦があり、今作では彼らが大勢参加している。バックを務めるのは、マーク・キャリー(キーボード)、スティーブ・コールマン(アルト・サックス)、ミシェル・ンデゲオチェロ(ベース)、カール・デンソン(フルート)という、ハーグローブとは旧知でジャズ界の奇才ぞろいの面々。最高のグルーブを醸し出し、ドナルド・バードの往年の作品を思わせる雰囲気。ディアンジェロの気さくなラップが楽しい、ファンカデリックのサイケなダンスナンバー「I'll Stay」、元気いっぱいのコモンがラップの名人芸を披露する「Common Free Style」、そしてQ-Tipとエリカ・バドゥをフィーチャーした「Poetry」は夏の定番になる可能性十分。このセンスあふれる新作では、ロイ・ハーグローブのクールで明るいトランペットが、ダンサブルで楽しい作品に絶妙な音のスパイスを加えている。(Eugene Holley, Jr., Amazon.com)
音楽に垣根はない! ★★★★★
Roy Hargroveの別名義のアルバム
このアルバムはジャズの垣根を超えてネオ・ソウル系のシンガーなど多彩なゲストを迎え、ファンク、ダブ、ソウル、あらゆるジャンルを内包するサウンドに仕上がっています。

Roy Hargroveはマイルス・デイビス直系といえるの硬派なトランペッター、ミュージシャンですが、ディアンジェロやQ-Tip、同郷のエリカ・バドゥ(なんと、ロイとは高校の同級生!)といった、今をときめくスターたちとも親睦があって、このアルバムではヒップホップ系のミュージシャンが大勢参加しています。
特にエリカ・バドゥをフィーチャーした「Poetry」は特にいい!このセンスあふれる新作では、Roy Hargroveのクールなトランペットが、ダンサブルで楽しい作品に絶妙な音のスパイスを加えています。
で、実は、2003年の9月のこのアルバムでの来日ライブを見に行ったんです。それはそれは、もう強烈なライブでした。
音が出た瞬間、タイトなリズムのオンパレード。そして、ファンクになった瞬間、メンバーそれぞれのアドリブが光りはじめて、思わず踊りだしたくなるリズムです。また、ファンキーな曲ではあまりアドリブをとらないRoy Hargroveが、メロウな曲になると彼の独断場になっちゃう。ロイハーの音ってセクシーでした。

ヒップホップとか、好きな人は、結構気に入るサウンドだと思います。
ジャズとヒップホップ融合の夢は、ここに果たされた! ★★★★★
90年代以降、ジャズとヒップホップの融合は、両サイドから試みられてきました。
91年のATQC "The Low End Theory"、92年のマイルス "Doo-Bop" 、93年
グールーの "Jazzmatazz" 、Us3、ミシェル・ンデゲオチェロ、94年ブランフォード・
マルサリスの "Back Shot Lefonque"  等々々...

そして、90年代後半、ディアンジェロ、エリカ・バドゥ、コモン、ザ・ルーツ、そして
このロイ・ハーグローブ等、ジャズもヒップホップもR&Bも垣根無く聴いて育った
新たな世代(70年代生、現在30代)の登場によって、境界は完全に破れました。
それはもうジャズでもヒップホップでも無く、70年代にスライやP−FUNK、サンタナ
らが生み出したものと同様、あらゆる音楽を消化した、新たな "ファンク" です。

ブラック・ミュージックの全ての要素が溶け合った、圧倒的に気持ち良いグルーブ。
全音楽ファン必聴です!!
R&B+JAZZ ★★★★☆
JAZZトランペッターのロイ・ハーグローブがR&B畑の人間を呼んで
作り上げたR&B風なJAZZ作品。

ディアンジェロ、エリカバドゥ、コモンなど錚錚たる面子がクレジット
に名を連ねています。曲はやはりJAZZよりながらそれぞれコラボした
アーティストの個性が出ている魅力的な曲ばかりです。

まんまJAZZなものもありますし、インストゥメンタルな部分も多いですが
音がおもしろく聴き飽きません。ネオソウル系の中でもグルーブなどに
惹かれる方はすごく楽しく感じれる作品ではないでしょうか?

長く楽しめますよ。

Future Funk from Jazz musicians ★★★★★
ロイ・ハーグローヴの最新作がこういった形なのは少々驚きである。もともと新世代ジャズミュージシャンといった趣はあったがここまで、ヒップホップ・ファンク的な要素を打ち出した作品を新作として発表するとは思わなかった。古典的なジャズファンには多少退屈なのかもしれないが、今の最前線の音、つまり即興演奏としてのジャズ的手法とともに、様々なリズムやメロディ、ハーモニーを組み込んでいくことを気張らず、わかりやすく示した点で非常にすばらしい。
 参加したミュージシャンもジャズ系人脈からR&Bのスター、新進気鋭の新人からベテランまで幅広く、またそれぞれの個性もしっかり出ている。
 ジョージ・クリントン率いるPファンクの代表バンドのひとつファンカデリックの「I'll stay」を取り上げている辺りから推測するとグルーヴミュージックとしてのブラックミュージックを切り口にして製作されたのかもしれない。
それぞれの曲がゲストのサウンド+ロイのサウンドになっていて、ゲストはおまけではない感じがすごく好感が持てる。
「俺を型に嵌めんなよ」といってるかのようなバラエティも良い。

そして確実にフィールしたプレイが録音して納められている。
こんな音を聞かされると次を期待してしまう。