RY COODER Chicken Skin Music (1988 German 9-track CD issue of the 1978 album - the 5th solo longplayer from the legendary guitarist picture sleeve)
最高の品質
★★★★★
20年ほど前、中国を1ヶ月旅行したときにカセットテープに録って
持って行き、旅行中、聞きまくりました。
センス抜群、最高です。
そう言えば、ピーター・バラカンが、ライクーダーの名前が入っていたら
アルバムの品質保証のようなものだ、と言っていたいのを思い出しました。
三日煮込みのスープ
★★★★★
先日、ハワイに旅行に行きまして、、、。
帰ってきてからはしばらく、ずっとこればっかり聴いてました。
チャンチャカ、シャンシャカしたなんつーかインスタントな今の音やら、チッチャカドカポコした機会仕掛けの音はしばらく受け付けなくなってしまいまして。
前からいいアルバムだなーとは思っていたのですが、、。ハワイから帰って、まだ半分脳みそがとろけた常態で、ブカブカのTシャツと短パンで、缶ビール片手に腹を掻きながら聴いたりするとたまらなくきもちがいいんすよー。。。
いやーほんと、ミュージシャンズ オブ ミュージシャンとは彼みたいな人のことを言うんでしょうね。
緩んだ頭と弛んだ下腹をむりやりではなくて、スローにメロウにニュートラル方向にチューンナップしてくれるー。ヤー!!
え〜い!、また明日からコンクリートジャングルでエコノミックアニマルとサヴァイブしてかなきゃなんめー。
オーガニックの野菜とハーブ、貴重な地鶏肉とスパイスを、三日掛けてトロトロになるまで煮込んだスープのような。
こくとうまみ。滋養と強壮に!
やっぱり恐るべし!どうなってんだ?セヴンティーズ!
ハワイで聴いても、もちズッパマリ!っす。
ライ・クーダー入門に最適な作品
★★★★★
76年発表の5作目。アメリカン・ルーツ・ミュージックに根ざした作品を作り続けている男・・・そんなイメージかあるライ・クーダーだが、このアルバムではそんな彼のイメージはそのままに、より入りやすい敷き居の低い作品として入門用には最適の作品。ポップな2.や意表を突いた名曲のカヴァーの6.など気楽に楽しめる作品だと思う。名セッション・ギタリストとしてのイメージが先攻してそれ以外の事はあまり注目されてないような気がするが、ヴォーカルも味があり何にしても全てのアルバムが完成度の高いものであり、一本どころか何本も筋が通った作品を作り続けている人である。アメリカン・ロックを聞く上で絶対に避けては通れない巨匠の一人だろう。盟友ジム・ケルトナーがしっかりと脇を固め、FLACO JIMENEZ のアコーディオンがバックについた4.は最高の聞きものである。
ライ・クーダー入門に最適な作品
★★★★★
76年発表の5作目。アメリカン・ルーツ・ミュージックに根ざした作品を作り続けている男・・・そんなイメージかあるライ・クーダーだが、このアルバムではそんな彼のイメージはそのままに、より入りやすい敷き居の低い作品として入門用には最適の作品。ポップな2.や意表を突いた名曲のカヴァーの6.など気楽に楽しめる作品だと思う。名セッション・ギタリストとしてのイメージが先攻してそれ以外の事はあまり注目されてないような気がするが、ヴォーカルも味があり何にしても全てのアルバムが完成度の高いものであり、一本どころか何本も筋が通った作品を作り続けている人である。アメリカン・ロックを聞く上で絶対に避けては通れない巨匠の一人だろう。盟友ジム・ケルトナーがしっかりと脇を固め、FLACO JIMENEZ のアコーディオンがバックについた4.は最高の聞きものである。
直ぐには好きになれないかもしれないけど・・・
★★★★★
ライ・クーダーの5枚目かな6枚目かな?のアルバムです。
ちょっと聴きには直ぐに好きにはなれないかもしれません。でも聴くほどに、この人物がポピュラー・ミュージックというものを好きで好きで堪らない、ということがヒシヒシと伝わってくるアルバムです。それも何というか、ミュージシャンが楽器やコーラスをプレイする(自分以外であっても)ってことが好きなんだろうなあ、という気持ちにさせます。
余談ですが、ライ・クーダーってひとは自分であまり作詞・作曲をしません(除、最新アルバム)。わたしの勝手な思い込みかもしれませんが、自分(クーダー氏)がヘタに作曲なんかせずとも、過去に素晴らしい楽曲がヤマのように作られてるじゃないか、とご本人は考えているのではないでしょうか。でもそれって実行するのは簡単なことではありません。著作権のことがあるからです。他人の曲をカバーするだけだと印税は「原盤権」でしか入ってきません。他の著作者(作詞者・作曲者)の権利もクリアにしなくてはなりません。それでも尚、このミュージシャンは過去の偉大な楽曲に陽を当て続けるのです。お金ではなく、音楽そのものに身を捧げているということが、目に見えづらいですけど本当によく伝わってくるミュージシャンです。
古い楽曲・あまり知られていない曲への解釈も超一流です。クーダー氏の音楽が個人的に大好きですし、尊敬してすらいます。