お釈迦様はとか頑張らなくていいとかそうゆう気休めな言葉の連発の本でした。これを読んだからといって何か変わる訳ではありません。じゃあどうすればいいのて感じです。本気で悩んでる方が読んだら人によっては無責任な本だと感じるのではないでしょうか。さりげなく本の中で講習会の宣伝してますし

物の見方、起きたことの受けとめ方を少し変えるだけで人生が変わることを実感しました。
この本に出会えたことに感謝しています。
多くの人が読むことによって社会も良くなると思います。

　いろいろなことが書いてある本なので、具体的内容を少しだけご紹介です。

　人間関係の悩みを解決する二種類の方法がのっています。

・　自分の周囲の五百人を人格者に変える
・　自分自身を人格者に変える

　上の方法では、小林正観さんによると、自分ではない一人を
指導して変えるには２年ほどかかるそうです。
　単純計算で、自分の周囲の五百人を人格者に変えるのに、千年かかります。
　下の方法のほうが実りが大きいようです。


　後出しジャンケンの実験が紹介されています。
　５回の連続ジャンケンで、勝つために１秒の後出しを許された人はほとんどの人が５連勝しました。
　ところが、負けるように指示された場合は、５連敗できた人は半数くらいでした。
　ところが、「負ける練習」をした後では、たいていの人は、５連敗できるようになるそうです。
　要するに、負ける練習をすることで、
自分がいかに人に勝ちたがっていたか（譲ることができなかったか）、
勝ってばかりで周囲から人が去っていったか…などに気づくとよいようです。

　仕事や人間関係成功の秘訣と限定するより、もう少し広く、
人生の成功の秘訣が満載の本のようでおすすめします。


　


　

内容は、
スピリチュアルな要素が多く含まれており、
読む人によっては抵抗があると思います。

抵抗感のあった私がみても、
書かれていることは、
納得できるものも多かったですし、
悩みをゼロにする手助けをしてくれると感じました。

上にエネルギーを使うという話は、
とても勉強になりましたし、
説明も納得のできるものでした。

感謝の気持ちの大切さなども、
著者の書いている通りだと思います。

また、
自分が「イライラする」ことで「イライラさせる人」が生まれるのであれば、
「イライラする自分」を変えるべきだとする考え方は、
哲学的でありながらも、
反論のしようがない正論だということがわかります。

確かに説明のつかないような法則などがあるのは理解できます。

しかし、それを
「宇宙の法則としてみれば」
といった説明に結びつけようとする考えには抵抗がありました。

別の視点でとらえることも可能な気がします。

読んでいて、
不思議に思っていて、
あとになってわかったことなのですが、
話題によって印象が違っていたのは、
過去の著作をまとめて1冊にしたからなのですね。
（どちらかというと前半の方が抵抗感が強く、
　後半に進むにつれて楽しく読めてきたので）

個人的な評価としては星4つといったところです。

小林正観さんの本に出合えたことは本当に幸運だと思います。最初薦められたときはまだ準備ができていなかったのか、面白くなさそうだから、とか何とか言ってしまいました。ある日、一冊読んでみたところ、衝撃を受けました。それ以来、何の迷いも無く読ませていただいています。この本は、過去に出版された正観さんの本を再編集したものです。過去に学んだことは重複するのですが、何の問題も無いと思います。大事なのは実践ですから何度同じことを読んでもさらに良くなると思うのです。編集を変えて読ませていただくと、かなり新鮮な感じを受けました。シチュエーション毎の項目でまとめておられるのでとても読みやすかったです。目次を見て、関心の高いところから読み始められるようになっていると思います。