幼い兄妹とこぶたの愉快なお話
★★★★☆
幼い兄妹シルヴィー・アンとトムのお家で牧師夫人やたくさんの奥様方を招いてのパーティが開かれる日、二人は、こぶたのドーカス・ポーカスをお風呂に入れてやることにしました。ところが、ドーカスはお風呂を嫌がって、大変なことに・・・。
ターシャ・テューダーの初期傑作、「ターシャ・テューダークラッシックコレクション」の一冊。幼い兄妹とこぶたの愉快なお話。
大騒ぎ
★★★★☆
ペットで飼っていた、こぶたが
パーティーに紛れ込み大騒ぎ。
お母さんに怒られ、お仕置きをくらったが
お客さんには、意外と好評だったという話。
ラストが、めでたしめでたしなのが、良かった。
絵もかわいい。
罪と罰?
★★★★★
シルビー=アンとトムの兄妹が主人公のお話のシリーズ。今回は、子豚がメインキャラクター。決して悪気のない子豚が、教会のパーティーで騒動を巻き起こす。
この騒動の「責任」を取って、アンとトムにはお仕置きが用意されるけれど、その後は、ご褒美と優しい言葉(敢えて書かないでおきます)が用意されている当たりが、ターシャらしい。そして、最期に子豚が、のメインキャラクターが、「優しい言葉」の正体は、こりごりだ・・・と仲間に話す。
ここで、もう一度ほのぼのとした気持ちにさせる当たりが、旨い演出だと思う。結局誰も傷つかない。素敵な幕切れになる。