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すみ鬼にげた (福音館創作童話シリーズ)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福音館書店
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:岩城範枝/作 松村公嗣/絵 出版社名:福音館書店 シリーズ名:福音館創作童話シリーズ 発行年月:2009年11月 関連キーワード:スミオニ ニゲタ フクインカン ソウサク ドウワ シリ-ズ すみおに にげた ふくいんかん そうさく どうわ しり-ず、 フクインカン シヨテン フクインカンシヨテン K/7308 ふくいんかん しよてん ふくいんかんしよてん K/7308、 フクインカン シヨテン フクインカンシヨテン K/7308 ふくいんかん しよてん ふくいんかんしよてん K/7308
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ ★★★★★
コンキチ :日本画が素敵でしたね、繊細かつ大胆で
色使いも好みだなー、唐招提寺の金堂の軒下の
四隅に、小さな「すみ鬼」が屋根を支えているのです。
その鬼があるこうどうによって動き出します。

ナターシャ:私も色、構図、堂々たる鬼の描写力、怪物達の躍動感
凄いの一言です。
宮大工の丁稚が主人公ですが道具を扱う職人の所作
柱一本まで緻密に描かれていますが省略も見事で
誰が読んでも感動できる作品です。

コンキチ :絵は松村公嗣さんが描いていますが
法隆寺壁画模写に従事したり春日大社の大祭の
絵巻を制作されたりする凄い方ですが、絵本は
初めての作品だそうですがこれだけ見ごたえのある
作品なのですから、今後も絵本の絵も描き続けて
ほしいものです。
あおによし ★★★★★
表紙に惹かれて思わず手に取りました。

唐招提寺の金堂にいる木彫りの邪鬼と、宮大工見習いの「ヤス」が主人公です。
絵本にしては出てくる単語が高度で、小学生以上でないと理解しにくいかもしれません。
逆に大人が読めば、平易な文章の中に格調高さを感じ、絵の美しさを堪能しながら悠久の歴史に思いを馳せ、あっという間に読み終えられるお話です。

絵について。一言でいうと「素晴らしい」です。日本画を描く方のようで絵本の制作は初めてのとのこと。筆づかいが繊細で、人・景色・建物どれをとっても優しく美しくて感動的ですらあります。

作者の方は、日本の伝統文化に造詣が深い方のようで、流れるような美しい文章、切れ味のある文体に惹きつけられました。

ご本人が書かれている「あとがき」で、創作の経緯について語られており“なるほど!”。奈良の都を訪ねたくなりました。
炭鬼かと思いました。 ★★★★★
表紙を見たときには,炭鬼かと思いました。
灰色を基調とした鬼だったので。

よく読んでみると,角鬼だったのですね。
四隅という意味からすれば,隅鬼の方が正しいのでしょう。

建物を見て、それが作られたことを物語にしていくなんて,
とても素敵な話です。

実際に、建物を見に行きたくなりました。
自分でも、素敵な建物の物語が書きたくなりました。

下手な読書感想文でごめんなさい。
日本の鬼と力くらべをするために、中国からやってきた。 ★★★★★
 表紙を見て「マジメそうな本だ」そう思いました。
けれど、読み進むうちに昔話テイストでとても先が気になる展開になり引き込まれます。

 お寺の大修繕に見習いで入る男の子、彼はある日泣き声を聞きます。それは「すみ鬼」といって屋根の四方に魔よけに飾られる鬼の彫刻でした。
 泣いている鬼に話を聞くと、なんと日本の鬼と勝負がしたくて中国から渡ってきたのに、お坊さんに見つかり封じ込められてしまったという。

 可愛そうに思い、屋根から鬼をはずしてやると鬼は男の子を連れ、鬼が集まるといわれる大木のある山へ飛んでいきます。

 思わずこのお寺へ足を運びたくなる。そんなワクワクするようなお話でした。